挨拶一つとっても、相手に伝わっていないことが多いということ。選手の側も挨拶をしていないわけではないはずですが。相手に伝わらないのでは意味がありません。ZOZOチャンピオンシップでは、8時30分のトップスタートに対して、私の業務の集合時間は5時45分。もっと早い方もいらっしゃいます。試合が始まるとボランティアさんの送迎バスの始発は朝4時になります! その始発のバスを動かすために、さらに早く働いているスタッフのみなさんも…。何時に起きて何時に出発しているんだろう? 選手はもちろん感謝しているはずです。でも、日常になってしまうとどうでしょう? なんとなく、ありがたい、で終わってしまうのではなく、感謝の気持ちをはっきりと行動に出すことが必要なのではないでしょうか。「おはようございます」の挨拶に感謝の気持ちを込める。小さなことですが、そういうことが大切だと思うのです。
今回、バンカーショットが苦手な私は、アプローチエリアのボール拾いをしながら男子プロのバンカーの技をじっくり見ていました。すると、選手の一人に『すみません。バンカーならしをお願いしてもいいですか?』と、声をかけられたのです。「はい! やっておきまーす」と、返事しちゃいました(笑)。こんな声かけも、感謝の気持ちのこもった挨拶の一つだと思います。
自分も含めて、人間は失敗する生き物です。でも、気が付いたら直せばいいのです。もちろん、きちんとできている選手もたくさんいるでしょう。けれども、できてない人が一人いたら、それが全体のイメージに影響するのは当たり前です。理事時代、そういうことも含めて若い選手には伝えてきたつもりでいましたが、もっともっと伝えなければならないことを実感しました。
週末はギャラリーとしても会場に足を運びました。そこでもボランティアさんのお仕事に感銘を受けました。早く練習場に行きたくて急いでいたら、選手が前を歩いていました。するとボランティアさんが私の前に入り、手を横に伸ばしました。なんだろうな?と思っていたら、選手との距離を保つように促すさりげない行動でした。
5000人のギャラリーが入ったとはいえ、まだまだコロナ禍。ソーシャルディスタンスが必要なのです。ボランティアさんの動きに気が付いた私は思わず歩みを緩めました。
PGAツアーの選手たちを見て改めて感じたのは、リズムが一定だということと、スイングスピードは速くてもフィニッシュでピタッと止まることです。一方、東京オリンピック金メダリストのザンダー・シャウフェレ選手のように、ゆったりしたスイングリズムできれいにコンタクトする選手もいます。
今回、バンカーショットが苦手な私は、アプローチエリアのボール拾いをしながら男子プロのバンカーの技をじっくり見ていました。すると、選手の一人に『すみません。バンカーならしをお願いしてもいいですか?』と、声をかけられたのです。「はい! やっておきまーす」と、返事しちゃいました(笑)。こんな声かけも、感謝の気持ちのこもった挨拶の一つだと思います。
自分も含めて、人間は失敗する生き物です。でも、気が付いたら直せばいいのです。もちろん、きちんとできている選手もたくさんいるでしょう。けれども、できてない人が一人いたら、それが全体のイメージに影響するのは当たり前です。理事時代、そういうことも含めて若い選手には伝えてきたつもりでいましたが、もっともっと伝えなければならないことを実感しました。
週末はギャラリーとしても会場に足を運びました。そこでもボランティアさんのお仕事に感銘を受けました。早く練習場に行きたくて急いでいたら、選手が前を歩いていました。するとボランティアさんが私の前に入り、手を横に伸ばしました。なんだろうな?と思っていたら、選手との距離を保つように促すさりげない行動でした。
5000人のギャラリーが入ったとはいえ、まだまだコロナ禍。ソーシャルディスタンスが必要なのです。ボランティアさんの動きに気が付いた私は思わず歩みを緩めました。
PGAツアーの選手たちを見て改めて感じたのは、リズムが一定だということと、スイングスピードは速くてもフィニッシュでピタッと止まることです。一方、東京オリンピック金メダリストのザンダー・シャウフェレ選手のように、ゆったりしたスイングリズムできれいにコンタクトする選手もいます。