マネジメントを含む総合的な技術が高く、いわゆる難コンディションに強いソンウ。一方で渋野は、そういう大会について強いかと考えれば「まったく(笑)」という。では、なぜか。自分なりの分析を続ける。
「今週も、スタンレーでもそうでしたが、パーオン率がよかったり、フェアウェイキープ率だったり、私の場合は自分のショットがいいときに上位に行く。ショットがよかったらある程度スコアが出るタイプだと考えると、ガマンしなければいけないコースとスコアが出るコースのどっちが得意なのかは分からない。どちらかといえばコースなどの(外的な)コンディションよりも、自分の調子次第なので」
つまり渋野の調子がいい時に行われる、スコアが出にくい大会で、きっちりソンウが技術を発揮して上位にきたときに一緒になることが多いというのが渋野の見解だ。それに加えソンウはトータルドライビング2位で、渋野は規定ラウンドに到達しておらず参考記録だが5位相当というドライバーのうまさや、同じく10位前後のパーオン率というショットメーカーが力を発揮する場面でぶつかり合うことが多いのだろう。
さて今週は…。硬くて速いグリーンに加えて、最終日は午後から雨予報。さらに武蔵丘特有の風も出てきたらまさに“ガマン大会”となる。そこまで言い切るほど十分にショットの手ごたえを感じている渋野。それに対し「今まで優勝争いをしていて渋野選手が2回優勝したので、1回くらい私に譲ってくれてもいいんじゃないかな(笑)」とソンウは語る。今大会はどちらに軍配が上がるのか。(文・秋田義和)
「今週も、スタンレーでもそうでしたが、パーオン率がよかったり、フェアウェイキープ率だったり、私の場合は自分のショットがいいときに上位に行く。ショットがよかったらある程度スコアが出るタイプだと考えると、ガマンしなければいけないコースとスコアが出るコースのどっちが得意なのかは分からない。どちらかといえばコースなどの(外的な)コンディションよりも、自分の調子次第なので」
つまり渋野の調子がいい時に行われる、スコアが出にくい大会で、きっちりソンウが技術を発揮して上位にきたときに一緒になることが多いというのが渋野の見解だ。それに加えソンウはトータルドライビング2位で、渋野は規定ラウンドに到達しておらず参考記録だが5位相当というドライバーのうまさや、同じく10位前後のパーオン率というショットメーカーが力を発揮する場面でぶつかり合うことが多いのだろう。
さて今週は…。硬くて速いグリーンに加えて、最終日は午後から雨予報。さらに武蔵丘特有の風も出てきたらまさに“ガマン大会”となる。そこまで言い切るほど十分にショットの手ごたえを感じている渋野。それに対し「今まで優勝争いをしていて渋野選手が2回優勝したので、1回くらい私に譲ってくれてもいいんじゃないかな(笑)」とソンウは語る。今大会はどちらに軍配が上がるのか。(文・秋田義和)