<樋口久子 三菱電機レディス 最終日◇31日◇武蔵丘ゴルフコース(埼玉県)◇6650ヤード・パー72>
最終ホールで2打差を追いつき、プレーオフでイーグルを奪って優勝。絶好調のショットを武器にドラマチックな展開で今季2つ目のタイトルを手にした渋野日向子だったが、優勝会見ではショットの課題も多く口にした。
飛距離も方向性も出てきた 渋野日向子の最新スイング
3日間通してフェアウェイキープは1位(40/42)、パーオンは2位(43/54)、ドライビングディスタンスは4位(245.167ヤード)。スタッツだけを見れば文句のつけようのない数字。勝負がかかった473ヤードの18番パー5で2度も2オンに成功したことを見ても、ほぼ完ぺきだったように見える。
だが本人は「悪くはないんですけど」と口にしたうえで細かい反省点を挙げた。「ショットで右へのミスが多かった。15番以外はグリーンを外れるまでではないのですが、緊張感があるなかで初日、2日目に比べたらちょっとミスしてしまうな、思ったより動かないなということが多かったです」。確かに17番など左ピンに対して右のギリギリに乗る場面もあった。パーをセーブして大けがにつながっていないが、本人としては納得できていない。
武蔵丘ゴルフコースは砲台グリーンが多く、フェアウェイも平らなライが少ない。そのなかで“左足下がり”には大いに不満が残った。「右にミスすることが多かったですね」。同じような状況となる18番ホールの2打目は結果として2回ともいいところに乗ったが、正規のラウンドは「右に出たと思った」、プレーオフでは左ピンに対して左に乗せたが「もう一生打てない(笑)」と結果には喜びながらも、内容には100%の満足はしなかった。
最終ホールで2打差を追いつき、プレーオフでイーグルを奪って優勝。絶好調のショットを武器にドラマチックな展開で今季2つ目のタイトルを手にした渋野日向子だったが、優勝会見ではショットの課題も多く口にした。
飛距離も方向性も出てきた 渋野日向子の最新スイング
3日間通してフェアウェイキープは1位(40/42)、パーオンは2位(43/54)、ドライビングディスタンスは4位(245.167ヤード)。スタッツだけを見れば文句のつけようのない数字。勝負がかかった473ヤードの18番パー5で2度も2オンに成功したことを見ても、ほぼ完ぺきだったように見える。
だが本人は「悪くはないんですけど」と口にしたうえで細かい反省点を挙げた。「ショットで右へのミスが多かった。15番以外はグリーンを外れるまでではないのですが、緊張感があるなかで初日、2日目に比べたらちょっとミスしてしまうな、思ったより動かないなということが多かったです」。確かに17番など左ピンに対して右のギリギリに乗る場面もあった。パーをセーブして大けがにつながっていないが、本人としては納得できていない。
武蔵丘ゴルフコースは砲台グリーンが多く、フェアウェイも平らなライが少ない。そのなかで“左足下がり”には大いに不満が残った。「右にミスすることが多かったですね」。同じような状況となる18番ホールの2打目は結果として2回ともいいところに乗ったが、正規のラウンドは「右に出たと思った」、プレーオフでは左ピンに対して左に乗せたが「もう一生打てない(笑)」と結果には喜びながらも、内容には100%の満足はしなかった。