ALBA Net  ゴルフ
ALBA Net  ゴルフ

注目!
ツアー情報

優勝パター“進化”で「ボールが吸いつく感じ!」 河本結、西村優菜らが握っていたブラックパターの正体は?

優勝パター“進化”で「ボールが吸いつく感じ!」 河本結、西村優菜らが握っていたブラックパターの正体は?

所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya

配信日時:2021年11月4日 08時15分

練習グリーンでは、桜井氏がこのメカニズムについて西村に「凹凸になっていることで、ボールとの接触面が少なく、それが打感につながっている」と説明するシーンも。この“つかまり”と“軟らかさ”が、河本の言う“吸い付く感じ”につながっているようだ。

さらに、前作はソール中央1カ所についていたウェートが、フェース面寄りの両端、つまり2カ所につけられている。「まずフェース寄りに配置し前重心になったことで、ヘッドがブレずにボールを押してくれます。そして両端2カ所にあるので、ミスヒットの時にもヘッドがブレにくくなります」(本杉氏)。河本はテスト中、ミスヒットを想定し、わざとトゥ側、ヒール側のそれぞれで打ったというが、直進性が大きく損なわれることなく「ミスに強い」ということをその目で確認できたようだ。

河本にとっては、2年前に一緒に優勝したエースパターが“進化”を遂げたことになる。その19年はパーオンホールでの平均パット数が1.7974回の11位だったが、今季は1.8332と下がっている。規定ラウンド数を満たしていないため順位はついてないが、現在のランキングに照らし合わせると55位相当の成績。先週の「樋口久子 三菱電機レディス」で7位に入る上昇ムードのなか、2年ぶりのツアー優勝へ、この1本が終盤戦の切り札となるか?

西村も「前作のトゥーロンよりも易しい。出球が強すぎないので、緩まず打てる」とツアー担当者にその感想を伝えていたようで、こちらもウェートの調整をしてさらに試打を重ねていきそうだ。桜井、本杉両氏のもとに集まったプロの声で一番多かったのは「打感がやわらかい」という点。ヘッドの機能面で大きな進化を遂げたこの1本を、今週はペ・ヒギョン、李知姫の韓国勢が“即投入”を決めているという。

関連記事

TOTO ジャパンクラシックのニュース

JLPGAツアー 週間アクセスランキング


大会情報

  1. JGTO
    開催中
    2025年4月24日 4月27日
    前澤杯 MAEZAWA CUP
  2. JLPGA
    中止
  3. PGA
    速報中
  4. LPGA
    速報中
    2025年4月24日 4月27日
    シェブロン選手権
  5. ACNツアー
    終了
    2025年4月23日 4月25日
    i Golf Shaper Challenge in 筑紫ヶ丘
  6. ステップ・アップ
    終了
    2025年4月24日 4月26日
    大王海運レディス
  7. DPワールド
    速報中
    2025年4月24日 4月27日
    海南クラシック
  8. LIV GOLF
    開催中
    2025年4月25日 4月27日
    LIVゴルフ第6戦 at メキシコシティ
  9. アマチュア・他
    開催中
    2025年4月25日 4月27日
    IOA選手権

おすすめコンテンツ

関連サイト