賞金総額2億2000万円、優勝3300万円のビッグトーナメント制覇は、今後の賞金女王レースにも大きく影響を与えることになる。この1勝で今季通算は2億3059万7575円に。トップに立っている稲見が単独2位の賞金2007万9400円を手にし、通算を2億3456万6049円としたため逆転こそならなかったが、大会前まで約1688万円差あった差を一気に396万8474円まで縮めた。
今年の初優勝大会となった「富士通レディース」前まで、約6746万円あった稲見との差もその1勝を皮切りに肉薄。はっきりと女王が視界に入るところまで自らを押し上げた。ただ本人は「あまり考えずにやっていきたい。残り3試合を一つずつ頑張っていきたい」とあまり意識はせずに、これまで通りの気持ちで戦いに挑んでいくつもりだ。
今後の「伊藤園レディス」、「大王製紙エリエールレディス」はディフェンディングチャンピオンとして臨む大会。そして最終戦の「JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」も昨年2位になっており、「イメージはいい」大会が続く。「ここまで差を詰められたのはうれしい。これで満足しないように自分のベストを尽くしていきたい」と、そこでも賞金を積み重ねたい。
12月2日から参加する予選会(Qシリーズ)を経て、来季からの出場を狙う米国ツアー参戦に向けても、賞金女王戴冠で得られる3年シードは大きな意味を持つ。アマチュア時代の優勝も含め、ここまでの通算7勝はすべて9月以降に挙げた“秋女”が、自分の季節をさらに謳歌することになるか。
今年の初優勝大会となった「富士通レディース」前まで、約6746万円あった稲見との差もその1勝を皮切りに肉薄。はっきりと女王が視界に入るところまで自らを押し上げた。ただ本人は「あまり考えずにやっていきたい。残り3試合を一つずつ頑張っていきたい」とあまり意識はせずに、これまで通りの気持ちで戦いに挑んでいくつもりだ。
今後の「伊藤園レディス」、「大王製紙エリエールレディス」はディフェンディングチャンピオンとして臨む大会。そして最終戦の「JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」も昨年2位になっており、「イメージはいい」大会が続く。「ここまで差を詰められたのはうれしい。これで満足しないように自分のベストを尽くしていきたい」と、そこでも賞金を積み重ねたい。
12月2日から参加する予選会(Qシリーズ)を経て、来季からの出場を狙う米国ツアー参戦に向けても、賞金女王戴冠で得られる3年シードは大きな意味を持つ。アマチュア時代の優勝も含め、ここまでの通算7勝はすべて9月以降に挙げた“秋女”が、自分の季節をさらに謳歌することになるか。