＜伊藤園レディス　2日目◇13日◇グレートアイランド倶楽部（千葉県）◇6741ヤード・パー72＞

グリーン上の攻防で見る者を釘付けにしそうだ。大会2日目は最終組1組前の午前10時に、初日を2アンダー・3位タイで終えた稲見萌寧、勝みなみ、鈴木愛がスタートする。

シブコさんがあまりの強風に“脱帽”？【LIVEフォト】

今季8勝で現在賞金ランク1位につける稲見、今年の「日本女子オープン」覇者の勝、そして2度賞金女王に輝いている鈴木。実力者が顔を並べる豪華な組ではあるが、3人はツアー屈指のパット巧者でもある。

パーオンホールでの平均パット数を見ると、勝が1.7671で2位。3位に1.7698の稲見が続き、6位に1.7740の鈴木がつける。3人ともトップ10入りを果たし、まさに“パット・イズ・マネー”を体現している。

初日は最大瞬間風速16.8m/sと強風のなか行われたが、2日目は比較的穏やかな天候になることが予想される。グリーンが硬く締まり、スピードも出てくる時期ということもあり、よりパター技術がスコアメークの命運を握ることになる。稲見にとっては賞金女王争いで、少しでも優位に立ちたい時期でもある。グリーンを攻略し、この組から初日首位の上田桃子、青木瀬令奈を脅かす存在は現れるか？