<伊藤園レディス 最終日◇14日◇グレートアイランド倶楽部(千葉県)◇6741ヤード・パー72>
強敵を撃破しての今季2勝目はならなかった。単独首位の稲見萌寧を逆転すべく1打差の2位から出た上田桃子は中盤に崩れ、トータル7アンダーの4位に終わった。
優勝の稲見萌寧とハグする上田桃子【写真】
ショットは明らかに冴えていた。1番、2番とセーフティな場所に置いてしっかりとパーをセーブすると、3番パー5の3打目では2メートル、次の4番でも2メートルにつけてチャンスメイク。無観客特有の緊張感のなかに、上田らしいアイアンの音が響き渡る。
パッティングは一筋違いで決めきれずにいたが、5番パー5でチャンスが訪れる。ティショットで269ヤードのドライブを見せると、歩測をしてキャディを務める辻村明志氏にニヤリ。不敵に笑うと、エッジまで216ヤードの2打目は辻村氏の「ゴー」の声にも後押しされて2オンに成功させる。しかし、14メートルのイーグルパットは左を抜けて1.5メートルオーバー。さらに返しのバーディパットはカップに蹴られてしまう。
次の6番パー4では2打目を約5メートルにつけたが、ここでもパーと伸ばせず。初日から76ヤードもティが前に出た7番パー3は、実測110ヤードと距離は短いがピンは手前。グリーンの手前には池が待ち受ける。奥につければ相当な下りのパットとなり、3パットの危険性が高い。さらに風が回っているという状況のなか、何度も辻村氏と相談して選んだ5番アイアンを振り抜き、傾斜も利用してピンの右2メートルにつける最高のショットを見せた。
強敵を撃破しての今季2勝目はならなかった。単独首位の稲見萌寧を逆転すべく1打差の2位から出た上田桃子は中盤に崩れ、トータル7アンダーの4位に終わった。
優勝の稲見萌寧とハグする上田桃子【写真】
ショットは明らかに冴えていた。1番、2番とセーフティな場所に置いてしっかりとパーをセーブすると、3番パー5の3打目では2メートル、次の4番でも2メートルにつけてチャンスメイク。無観客特有の緊張感のなかに、上田らしいアイアンの音が響き渡る。
パッティングは一筋違いで決めきれずにいたが、5番パー5でチャンスが訪れる。ティショットで269ヤードのドライブを見せると、歩測をしてキャディを務める辻村明志氏にニヤリ。不敵に笑うと、エッジまで216ヤードの2打目は辻村氏の「ゴー」の声にも後押しされて2オンに成功させる。しかし、14メートルのイーグルパットは左を抜けて1.5メートルオーバー。さらに返しのバーディパットはカップに蹴られてしまう。
次の6番パー4では2打目を約5メートルにつけたが、ここでもパーと伸ばせず。初日から76ヤードもティが前に出た7番パー3は、実測110ヤードと距離は短いがピンは手前。グリーンの手前には池が待ち受ける。奥につければ相当な下りのパットとなり、3パットの危険性が高い。さらに風が回っているという状況のなか、何度も辻村氏と相談して選んだ5番アイアンを振り抜き、傾斜も利用してピンの右2メートルにつける最高のショットを見せた。