高校最終年を迎え、進路も気にする時期。同級生がすでに今月行われたプロテストに挑戦しているなか、湯浅はプロテストを見送った。プロになりたいという気持ちを抑え、「大学に進学します。大学チャンピオンを狙って、そこで途中で(プロを)目指すことになるかもしれません」と決心。例えば滝川第二高同級の梶谷翼らとは違う道を選んだ。4月の「オーガスタナショナル女子アマチュア」を制し、世界的に脚光を浴びた梶谷でも、2週前に行われたプロテストでは不合格。そんな狭き門の戦いをいったんは回避し、さらに実力をつける決意を固める。
湯浅は以前、「コーチと話して、今ではプロテストには受からない可能性が高い」と口にしていた。そこには悔しさがにじんでいた。2年前から制度が変更になり、高校3年の秋にプロテスト受験が可能となった。湯浅と同学年の選手がプロテストに挑戦するなか、湯浅は今大会を高校の集大成に考えていた。そこで、出場アマチュア勢のなかでトップ。並み居るプロとも互角に渡り合うプレーを見せた。
「自分ではショットメーカーだと思っています。きょうはショットがひどかったんですけど」と、オチをつけるのも湯浅流。「自己PRは、元気で明るくて笑顔がすてきなところです(笑)」と高校生らしいすがすがしさとともに、ひょうきんな一面もまた魅力の一つだ。元気で明るく、マシンガントークはすでに超一流の域。将来の職場となるであろう場を、心の底から楽しんでいる雰囲気が伝わってくる。
来年からの大学生活においても、ツアー競技での好成績は大きな自信につながる。「まずは予選通過できるように頑張りたいです!」とハッキリと目標を定め、見据える残りの3日間。初日は渋野の2アンダーを上回る好成績だった。2日目を乗り切り週末へとコマを進めれば、さらに楽しい戦いが待っているはずだ。
湯浅は以前、「コーチと話して、今ではプロテストには受からない可能性が高い」と口にしていた。そこには悔しさがにじんでいた。2年前から制度が変更になり、高校3年の秋にプロテスト受験が可能となった。湯浅と同学年の選手がプロテストに挑戦するなか、湯浅は今大会を高校の集大成に考えていた。そこで、出場アマチュア勢のなかでトップ。並み居るプロとも互角に渡り合うプレーを見せた。
「自分ではショットメーカーだと思っています。きょうはショットがひどかったんですけど」と、オチをつけるのも湯浅流。「自己PRは、元気で明るくて笑顔がすてきなところです(笑)」と高校生らしいすがすがしさとともに、ひょうきんな一面もまた魅力の一つだ。元気で明るく、マシンガントークはすでに超一流の域。将来の職場となるであろう場を、心の底から楽しんでいる雰囲気が伝わってくる。
来年からの大学生活においても、ツアー競技での好成績は大きな自信につながる。「まずは予選通過できるように頑張りたいです!」とハッキリと目標を定め、見据える残りの3日間。初日は渋野の2アンダーを上回る好成績だった。2日目を乗り切り週末へとコマを進めれば、さらに楽しい戦いが待っているはずだ。