<大王製紙エリールレディスオープン 初日◇18日◇エリエールゴルフクラブ松山(愛媛県)◇6545ヤード・パー71>
師匠からの“喝”で発奮した。原英莉花が自己ベストの「64」をマークし、7アンダーで首位発進。バーディを7つ奪うラッシュに加えて、ボギーフリーという結果に「比較的ショットがよくてチャンスにつけられた。パッティングも自分のライン取りとタッチが今週はすごく合っていると思うので、不安なくインパクトできています」と、明るい笑顔をみせた。
しっとりした表情でハグする原英莉花【写真】
昨年は「日本女子オープン」、「JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」とメジャー2冠を達成したが、今年は未勝利。「1年に1回は優勝したいという気持ちが強いので、あと2戦で絶対に勝ちたい」という思いをコースで表現した。短いものから8メートルまで長短混ざったバーディパットを次々と決める。「この調子のよさを維持できるように調整して、いい戦いをしたい」と、この勢いを“21年初勝利”の足がかりにしたい。
調子は決して悪くない、でも優勝を争うには及ばない。そんな歯がゆい時間を過ごすなか、頼りにしたのはやはり師匠のジャンボこと尾崎将司だ。今週火曜日、愛媛入りの飛行機の時間を朝便から夜便へと変更して急きょジャンボ邸に足を運んだ。アポなしで訪れた弟子に対して、師匠からは『振り切りが悪い』というアドバイスが送られた。それで原は「腰を悪くしてからトップまでの動きを意識していたんですけど、インパクトの後から(が大事)と言われて、スッキリしました」とフィニッシュまでしっかりと振り切ることの大事さを思い出した。
さらにおよそ3カ月ぶりとなった訪問では、こんな「お叱り」もちょうだいした。「“ダボを打ちすぎだろ!”って言われました」。こう苦笑いを浮かべながら明かした原だが、これが効果てきめんだったよう。ダブルボギーはおろか、ボギーフリーという結果でその言葉に応えた。「この1年間は自分の中でいろいろ考え、もどかしさや実力の無さを感じながら戦ってきました」。そんな日々を“ジャンボ砲”が吹き飛ばしてくれるかもしれない。
師匠からの“喝”で発奮した。原英莉花が自己ベストの「64」をマークし、7アンダーで首位発進。バーディを7つ奪うラッシュに加えて、ボギーフリーという結果に「比較的ショットがよくてチャンスにつけられた。パッティングも自分のライン取りとタッチが今週はすごく合っていると思うので、不安なくインパクトできています」と、明るい笑顔をみせた。
しっとりした表情でハグする原英莉花【写真】
昨年は「日本女子オープン」、「JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」とメジャー2冠を達成したが、今年は未勝利。「1年に1回は優勝したいという気持ちが強いので、あと2戦で絶対に勝ちたい」という思いをコースで表現した。短いものから8メートルまで長短混ざったバーディパットを次々と決める。「この調子のよさを維持できるように調整して、いい戦いをしたい」と、この勢いを“21年初勝利”の足がかりにしたい。
調子は決して悪くない、でも優勝を争うには及ばない。そんな歯がゆい時間を過ごすなか、頼りにしたのはやはり師匠のジャンボこと尾崎将司だ。今週火曜日、愛媛入りの飛行機の時間を朝便から夜便へと変更して急きょジャンボ邸に足を運んだ。アポなしで訪れた弟子に対して、師匠からは『振り切りが悪い』というアドバイスが送られた。それで原は「腰を悪くしてからトップまでの動きを意識していたんですけど、インパクトの後から(が大事)と言われて、スッキリしました」とフィニッシュまでしっかりと振り切ることの大事さを思い出した。
さらにおよそ3カ月ぶりとなった訪問では、こんな「お叱り」もちょうだいした。「“ダボを打ちすぎだろ!”って言われました」。こう苦笑いを浮かべながら明かした原だが、これが効果てきめんだったよう。ダブルボギーはおろか、ボギーフリーという結果でその言葉に応えた。「この1年間は自分の中でいろいろ考え、もどかしさや実力の無さを感じながら戦ってきました」。そんな日々を“ジャンボ砲”が吹き飛ばしてくれるかもしれない。