<大王製紙エリエールレディスオープン 最終日◇21日◇エリエールゴルフクラブ松山(愛媛県)◇6545ヤード・パー71>
トータル17アンダーを出し、昨年の「JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」以来となる約1年ぶりの勝利を挙げた原英莉花。涙の通算4勝目の後の会見では笑顔が弾けた。
表彰式で舌ペロ【写真】
自己ベストとなる「64」をマークした初日の会見で、大会開幕前の火曜日に師匠のジャンボこと尾崎将司のもとを訪れた話をしていた原。ここで「振り切りが悪い」というアドバイスのほかに、「ダボを打ちすぎだろ!」という「お叱りをいただいた」というエピソードも明かしていた。そのため、今大会は振り切ることをテーマに掲げ、コースでもスイング時のインパクト後の動きに重きを置いた。
日に日に寒さが増すなかで、今年の春に痛めた腰に違和感が出だしていることもあり「決勝ラウンドの2日間は、それ(振り切り)を守れたか分からない」ともいうが、大会通じてのパーオン率で83.3%を記録するなど、ショットも冴えわたった。無事、4日間のダブルボギーは0個で、ボギーもわずかに4つ。お説教されたことを、しっかりと結果に反映させた。
ラウンド中も「本当に的確」という師匠の言葉が、「(最近は)4パットもちょこちょこあった。『どうしたらダボを打たなくて済むだろう』と思いながらパッティングをしていました」と背筋を正してくれた。『いい報告ができそうか?』と問いかけられると、「早く来いよって言われそうですね」と言って笑った。そして「自分で考えて克服したかったけど、流れを変えていただいた。優勝できてうれしいですし、本当に感謝です」と、また一段と尊敬の念が深まったようだ。
トータル17アンダーを出し、昨年の「JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」以来となる約1年ぶりの勝利を挙げた原英莉花。涙の通算4勝目の後の会見では笑顔が弾けた。
表彰式で舌ペロ【写真】
自己ベストとなる「64」をマークした初日の会見で、大会開幕前の火曜日に師匠のジャンボこと尾崎将司のもとを訪れた話をしていた原。ここで「振り切りが悪い」というアドバイスのほかに、「ダボを打ちすぎだろ!」という「お叱りをいただいた」というエピソードも明かしていた。そのため、今大会は振り切ることをテーマに掲げ、コースでもスイング時のインパクト後の動きに重きを置いた。
日に日に寒さが増すなかで、今年の春に痛めた腰に違和感が出だしていることもあり「決勝ラウンドの2日間は、それ(振り切り)を守れたか分からない」ともいうが、大会通じてのパーオン率で83.3%を記録するなど、ショットも冴えわたった。無事、4日間のダブルボギーは0個で、ボギーもわずかに4つ。お説教されたことを、しっかりと結果に反映させた。
ラウンド中も「本当に的確」という師匠の言葉が、「(最近は)4パットもちょこちょこあった。『どうしたらダボを打たなくて済むだろう』と思いながらパッティングをしていました」と背筋を正してくれた。『いい報告ができそうか?』と問いかけられると、「早く来いよって言われそうですね」と言って笑った。そして「自分で考えて克服したかったけど、流れを変えていただいた。優勝できてうれしいですし、本当に感謝です」と、また一段と尊敬の念が深まったようだ。