昨日から精密機械と称されるほどの正確無比なショットの不調が目立っている。「体のバランスが悪くて乱れている。疲れではないと思います」と自己分析する。それでもラウンド後にドライビングレンジで調整することはない。「あしたになればまた体が変わると思う。この後はパターのチェックをしたい」といつも通りグリーン上の確認にとどめる。
自身が苦しむなか、女王争いのライバル・稲見萌寧はこの日3つ伸ばしてトータル1アンダーの15位タイに浮上。古江が単独2位で大会を終えても、稲見が単独13位以上ならライバルに軍配があがる。そして、そのライン近くまで浮上してきただけに、もはや待ったなし。4日目の平均ストロークが1位の稲見となると、最終日も伸ばす可能性が高く、前週に話していた通り、まさに「勝つか負けるか」という状況だ。
首位に立つ三ヶ島かな以外にも、今季賞金ランキング3位の小祝さくら、同4位の西郷真央、そして昨年覇者の原英莉花ら上位には強豪がひしめき合う。「(稲見に負けた)五輪の繰り返しはしたくない」と開幕前に話していた古江。「(五輪は)自分のプレーをできていなかったのがダメだった理由。最終日は弱気なことがないようにできたらいい」。強気のプレーで競り勝った先に、マネークイーンの称号がある。(文・秋田義和)
【稲見、古江の賞金女王への条件】
・古江が優勝し、稲見が単独3位以下→古江が逆転賞金女王
・古江が単独2位で、稲見が単独14位以下→古江が逆転賞金女王
・上記以外は、稲見が賞金女王戴冠
自身が苦しむなか、女王争いのライバル・稲見萌寧はこの日3つ伸ばしてトータル1アンダーの15位タイに浮上。古江が単独2位で大会を終えても、稲見が単独13位以上ならライバルに軍配があがる。そして、そのライン近くまで浮上してきただけに、もはや待ったなし。4日目の平均ストロークが1位の稲見となると、最終日も伸ばす可能性が高く、前週に話していた通り、まさに「勝つか負けるか」という状況だ。
首位に立つ三ヶ島かな以外にも、今季賞金ランキング3位の小祝さくら、同4位の西郷真央、そして昨年覇者の原英莉花ら上位には強豪がひしめき合う。「(稲見に負けた)五輪の繰り返しはしたくない」と開幕前に話していた古江。「(五輪は)自分のプレーをできていなかったのがダメだった理由。最終日は弱気なことがないようにできたらいい」。強気のプレーで競り勝った先に、マネークイーンの称号がある。(文・秋田義和)
【稲見、古江の賞金女王への条件】
・古江が優勝し、稲見が単独3位以下→古江が逆転賞金女王
・古江が単独2位で、稲見が単独14位以下→古江が逆転賞金女王
・上記以外は、稲見が賞金女王戴冠