5月に入っても勢いは止まらない。2試合連続でトップ3に入ると、「中京テレビ・ブリヂストンレディス」では初日にパー72での最小ストローク記録タイとなる「61」をマークした。2日目が中止で36ホール短縮になったこともあり、楽々逃げ切ってシーズン5勝目。気が付けば賞金ランキングも2位となっていた。
だが、6月末の世界ランキングで決まる東京五輪代表争いが佳境を迎えると、ブレーキがかかる。「宮里藍 サントリーレディス」では3日目を終えて首位に立ちながら、最終日に逆転され2位に。さらに「ニチレイレディス」で41位、続くツアー最高賞金額大会の「アース・モンダミンカップ」では予選落ちを喫してしまう。だが、何とか日本勢2番手で踏ん張り、東京五輪への切符を手にする。
決まった直後に行われた「資生堂レディス」では予選落ちを喫したが、徐々に調子を取り戻して2試合連続でトップ10に入ってオリンピックへ。ここでもリディア・コ(ニュージーランド)とのプレーオフを制して銀メダルを獲得。日本勢として初めてゴルフ競技でメダルを獲得した。
ここからさらにアクセルを踏み込む。五輪明け2戦目の「CAT Ladies」こそ初日から守った首位を最終日に明け渡して2位タイに終わったが、翌週の「ニトリレディス」で早々にリベンジを決めてV。さらに1試合棄権を挟んで迎えた「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」でメジャー初制覇を果たした。3600万円を加算して、ついに賞金ランキング首位に立つ。
その後も着実に上位に顔を出して賞金を加算したが、10月末の「NOBUTA GROUP マスターズGC レディース」を腰痛のため棄権。これ以降腰の痛みと付き合いながらの戦いとなったが、1週空いて迎えた「TOTO ジャパンクラシック」で2位に入ると、「伊藤園レディス」で今季9勝目。追いすがる古江彩佳を突き放すと、辛くも逃げ切った。
終盤に入っても賞金女王は意識していないと話し続けてきた稲見も、決まった瞬間は喜びを爆発させた。様々な記録を樹立してきたシーズンを最高のかたちで締めくくった。
だが、6月末の世界ランキングで決まる東京五輪代表争いが佳境を迎えると、ブレーキがかかる。「宮里藍 サントリーレディス」では3日目を終えて首位に立ちながら、最終日に逆転され2位に。さらに「ニチレイレディス」で41位、続くツアー最高賞金額大会の「アース・モンダミンカップ」では予選落ちを喫してしまう。だが、何とか日本勢2番手で踏ん張り、東京五輪への切符を手にする。
決まった直後に行われた「資生堂レディス」では予選落ちを喫したが、徐々に調子を取り戻して2試合連続でトップ10に入ってオリンピックへ。ここでもリディア・コ(ニュージーランド)とのプレーオフを制して銀メダルを獲得。日本勢として初めてゴルフ競技でメダルを獲得した。
ここからさらにアクセルを踏み込む。五輪明け2戦目の「CAT Ladies」こそ初日から守った首位を最終日に明け渡して2位タイに終わったが、翌週の「ニトリレディス」で早々にリベンジを決めてV。さらに1試合棄権を挟んで迎えた「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」でメジャー初制覇を果たした。3600万円を加算して、ついに賞金ランキング首位に立つ。
その後も着実に上位に顔を出して賞金を加算したが、10月末の「NOBUTA GROUP マスターズGC レディース」を腰痛のため棄権。これ以降腰の痛みと付き合いながらの戦いとなったが、1週空いて迎えた「TOTO ジャパンクラシック」で2位に入ると、「伊藤園レディス」で今季9勝目。追いすがる古江彩佳を突き放すと、辛くも逃げ切った。
終盤に入っても賞金女王は意識していないと話し続けてきた稲見も、決まった瞬間は喜びを爆発させた。様々な記録を樹立してきたシーズンを最高のかたちで締めくくった。