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女王争いを過去最大級のものにした古江彩佳 シーズン最優秀選手の強さはゲーム性のある朝の練習【辻にぃ見聞】

女王争いを過去最大級のものにした古江彩佳 シーズン最優秀選手の強さはゲーム性のある朝の練習【辻にぃ見聞】

配信日時:2021年11月30日 11時30分

その基本があるなかで、少しずつ巧みに変えている。「アイアンでもターフをとらずに打ったり、ハンドファースト目に強めにぶつけていったりといくつかの当て方のイメージで縦距離をうまく作っています。やはり縦距離の合う選手が最終的に強い。縦が合う人は必然的に横のラインも合いますからね」

■ツアー最強のパッティング、渋野日向子と共通する部分
古江はパットも随一。軒並みスタッツが高い古江だが、鈴木愛、勝みなみら並みいる強豪を抑えてパーオンホールの平均パット数は1位を誇る。何より辻村氏が評価するのが3パット率1位(1.9761)。ツアーで最も3パットをしないということ。

「長いパットは厚めに打ってジャストに寄せられるから3パットをしない。一方で決めに行くパットでいい転がりでジャストタッチで寄せていく。このあたりのタッチ、距離感が非常にうまい選手です」

ほかにも、芯でとらえるうまさ、狂わないリズム、安定したストローク…。それによって“いい転がり”のパッティングをしているのはもちろんだが、ライン読みも非常にうまいと続ける。

「古江さんはラインを読むときに、ボールが通る中間点、もしくは3分割してそれぞれ通る位置に“ブレークポイント”を作って、そこで素振りをしてイメージを出しています。ここではどんな転がりでどんな方向に行っていればいいのか、誰よりもイメージできている。この動作をする選手と言えば渋野日向子さん。やはりパッティング巧者は読みからイメージが出ています。これはアマチュアの方もすぐに取り入れられる部分ですから、参考にしてほしいですね」

■朝の練習
ショットの正確性、最強のパッティング。それに加えて古江の強さと言えばマネジメント力。これら3つが合わさった結果、パーセーブ率2位、平均バーディ数3位という攻守にスキのないゴルフが生まれる。それを生み出しているのが“ゲーム性”のある練習だという。

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