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1試合1試合、1年1年を積み重ねるプロの毎日〜シーズン終了で思うこと〜【原田香里のゴルフ未来会議】

1試合1試合、1年1年を積み重ねるプロの毎日〜シーズン終了で思うこと〜【原田香里のゴルフ未来会議】

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2021年12月1日 12時12分

俗に”賞金シード“と呼ばれるシード権は、これまで賞金ランキング50位までに与えられてきたのですが、今年はポイント制のメルセデスランキング(こちらも50位まで)が併用されています。そのため、52人が来季のシード権を獲得しています。

賞金ランキングのほうが、なじみがあるかと思いますので、そちらでお話しすると、50位の有村智恵選手の獲得賞金は3201万1751円。51位のささきしょうこ選手は3190万9083円獲得したにもかかわらず、メルセデスランキングも61位でシード獲得には至りませんでした。試合数が多かったとはいえ、明暗を分けるボーダーラインが3000万円以上になっていることがわかります。

シード権を獲得するには、年間通しての体力、モチベーションの維持が必要です。約9カ月と長いシーズンの中で、自分の心や体と対話をするように、様子を見ながらプレーを続けるのです。長距離走、というか耐久レースに近い部分がありますね。これが実はとても難しいのです。

一番難しいのは休む、ということです。毎日毎日練習するのが当たり前のアスリートにとって、休むことも大事な仕事の一つです。ところが、どうしても休むことには不安が伴います。特に調子がよくないときには、不安が大きくなってしまいます。疲れているのに無理な練習を行って疲労をさらに募らせたり、スイングを壊してしまったりすることも少なくありません。時には思い切って休むことも大切なのです。

現在、ツアーに出場しているプロたちのほとんどは、ジュニア時代から何万発もボールを打って、自分のスイングを作ってきています。もっと自信を持って、休む時にはしっかりと休むほうがいいのではないでしょうか。

多くの選手にはコーチがついています。トレーナーに見てもらっている選手も珍しくありません。そんな環境でも、自分のことを一番わかっているのは自分自身だということを忘れないで欲しいと思います。もちろん、自分では見えなくなってしまっていることを、客観的な立場からアドバイスを受けたり、相談したいことはどんどん相談すればいいと思います。それでも、決めるのは自分なのです。クラブを使いこなす方法、練習方法、トレーニングの仕方など、言葉にできない本人の感覚でしかわからない部分がたくさんあるからです。

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