新型コロナウイルスの影響で2020、21年が統合された国内男女ツアーは、1年半にも及ぶシーズンを終えた。そして今季も“初優勝”“復活”など印象的な場面がファンの心をつかんだ。そんなシーンをさらに彩ったのが、選手たちが流した涙。ただ、そこに至るまでの理由は人それぞれだ。そんな数々の涙にスポットライトをあて、長かったシーズンを振り返る。
涙の勝利の隣にいたのは… 現場でも噂になった美人キャディ
◇
「味わったことないくらい毎日苦しくて、ゴルフやめようかなって結構考えていた。長い道のりでした」
今年7月に行われた「資生堂レディス」。悪天候のため4日間のうち2日が中止となるイレギュラーな戦いを制して17回目の優勝インタビューを受けた鈴木愛は、慣れているはずの“恒例行事”で涙があふれた。
最強の女王はコロナ禍でもがいていた。激闘のすえに渋野日向子、申ジエ(韓国)という二人の海外メジャー覇者を退けて19年の賞金女王に輝いたこともあって、中止が相次いだ20年の春先は「なかなかない長い休みなので」と心身ともに休ませることを優先した。練習はほとんどせず、ダンスやフードマイスターの勉強など新たなことに時間を充てた。
涙の勝利の隣にいたのは… 現場でも噂になった美人キャディ
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「味わったことないくらい毎日苦しくて、ゴルフやめようかなって結構考えていた。長い道のりでした」
今年7月に行われた「資生堂レディス」。悪天候のため4日間のうち2日が中止となるイレギュラーな戦いを制して17回目の優勝インタビューを受けた鈴木愛は、慣れているはずの“恒例行事”で涙があふれた。
最強の女王はコロナ禍でもがいていた。激闘のすえに渋野日向子、申ジエ(韓国)という二人の海外メジャー覇者を退けて19年の賞金女王に輝いたこともあって、中止が相次いだ20年の春先は「なかなかない長い休みなので」と心身ともに休ませることを優先した。練習はほとんどせず、ダンスやフードマイスターの勉強など新たなことに時間を充てた。