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渋野日向子は“スイング改造”で余分な動きが減り「どこからでも切り返して叩ける」【モリモリさんのスイング談義】

渋野日向子は“スイング改造”で余分な動きが減り「どこからでも切り返して叩ける」【モリモリさんのスイング談義】

配信日時:2021年12月16日 12時00分

そして、スイング中に腕と身体の関係が崩れてないために、スイングの円弧はフォローサイドが大きくなります。そのため、自然とハンドファーストでボールをとらえられる。改造初期の頃は少し上体が右に倒れすぎてクラブが下から入る傾向があったのですが、今はそれもなくなり素晴らしい円弧を描いています。個人的には、持ち球のドローだけでなく、フェードも多用すればもっと良くなりそうだと思います。

その結果として人一倍大きなフィニッシュをとる。トータルとして渋野プロは、猿腕という特徴を生かした腕と身体の一体感が他のプレイヤーよりあるため、下半身の動きをあまり考えずに上体とクラブの円弧に意識を持って振れる。とてもシンプルなスイングとなります。

■解説/森守洋
もり・もりひろ 1977年2月27日静岡県生まれ。ゴルフを始めたのは高校から。95年に渡米しミニツアーを転戦しながらゴルフを学んだ。帰国後は『ダウンブローの神様』と呼ばれた陳清波に師事。02年からレッスン活動を開始し、現在は原江里菜、堀琴音、香妻陣一朗のコーチを務めている。東京都三鷹市にある『東京ゴルフスタジオ』を主宰し、アマチュアへのレッスンも行う。

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