2020-21年シーズンの国内女子ツアー優勝者、表彰者が集まる「JLPGAアワード」が21日、都内のホテルで行われた。『JLPGA Mercedes-Benz Player of the Year』、『賞金ランキング第1位』など11部門の受賞者は、壇上でそれぞれ喜びを語った。

今季9勝を挙げて賞金女王に輝いた稲見萌寧はグレーのチェック柄のワンピースで登場、また今季メジャー2勝を含む3勝を挙げた原英莉花は大きく背中が開いた黒のドレスで、式典を彩った。特別賞含め“4冠”を達成した稲見は、「初年度の時に新人賞で出せてもらって2回目の出場。この式に出たい気持ちあった。それが叶ってよかった」と笑顔を見せた。

また、メディア賞が当日発表され、『ベストショット賞』は渋野日向子の「樋口久子 三菱電機レディス」のプレーオフで残り220ヤードから3メートルにつけてイーグルとした2打目のショットが、『ベストコメント賞』には小祝さくらの「CAT Laides」で副賞のショベルカーについて聞かれた時の「初めてCATレディースに出た時に親も会場にいて、『雪かきにいいよね』と話していた。雪が多い日とかは近くのコンビニに行きたいですね」というちょっぴり天然なコメントが受賞した。

JLPGA Mercedes-Benz Player of the Year受賞の古江彩佳と、「スタンレーレディス」など今季2勝を挙げた渋野日向子は、先日まで参加していた来季米ツアー予選会の隔離期間にあたるため欠席した。

受賞者は以下の通り。