新型コロナウイルスの影響で2020年と21年が統合されたシーズンで、メジャー2勝を含む3勝を挙げた女子プロゴルファーの原英莉花。20年は「日本女子オープン」で“日本一”に、そして「JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」では“ツアーNo.1”へと飛躍を遂げたが、昨年は苦しい時間も過ごす1年になった。2月15日には23歳を迎える原に、ロングシーズンを終えた直後の心境について語ってもらい、その様子を全2回でお届けする。後半は新シーズンにかける思い、そしてプライベートな一面についても聞いた。(取材・構成/間宮輝憲)
昨年末には“大胆ドレス”でも話題になった原英莉花【写真】
■海外挑戦へのビジョン
―では新シーズンの話に移りますが、今年は海外挑戦ということも大きなテーマ。そのビジョンを教えてください
「気持ちとしては、すごく海外に行きたいですし、世界で戦いたいと思っています。でも今は自分の体を見つめなおすこと(※1)と、日本ツアーでしっかり戦うことが大事。そこをクリアできれば、挑戦できるのかなというイメージです。気持ちだけではどうにもならない。ただあまり時間をかけ過ぎると、自分の理想から段々と離れてしまうな、とは思っています」
(※1=昨年は4月のANAインスピレーション後に発症した腰痛に苦しめられる1年になった)
―海外挑戦するうえでの“理想”とは?
「元気で、ガンガン飛ばせるうちに行きたい。どんどん歳も取りますし(笑)。本当はもっと早く行きたかったですね。もし私がジュニアの頃から上手い選手だったら、海外へのビジョンも早い段階で持っていたかもしれない。ただプロになってからイメージしたので、それでは遅かったのかな〜とも感じています。とにかく今は(海外挑戦のために)目の前の試合が本当に重要になると思っています」
―米ツアー挑戦は、やはり世界ランク75位以上(現在は92位)まで上げて予選会を最終から受けられることが条件になりそうですか?
「本来なら全部(1次から)挑戦してもいいかなとは思うんですけど、今年も(コロナ対策の)隔離は無くならなそうかなって。昨シーズンは2週間の隔離を3回経験したんですけど、つらかった。日本の試合にも出られないですし、ずっと家にいるのもしんどい。それを考えると、ムダな時間がないようにランキングを上げていくしかないかなって。今は最終から予選会を受けられることが、大きな基準だと考えています」
昨年末には“大胆ドレス”でも話題になった原英莉花【写真】
■海外挑戦へのビジョン
―では新シーズンの話に移りますが、今年は海外挑戦ということも大きなテーマ。そのビジョンを教えてください
「気持ちとしては、すごく海外に行きたいですし、世界で戦いたいと思っています。でも今は自分の体を見つめなおすこと(※1)と、日本ツアーでしっかり戦うことが大事。そこをクリアできれば、挑戦できるのかなというイメージです。気持ちだけではどうにもならない。ただあまり時間をかけ過ぎると、自分の理想から段々と離れてしまうな、とは思っています」
(※1=昨年は4月のANAインスピレーション後に発症した腰痛に苦しめられる1年になった)
―海外挑戦するうえでの“理想”とは?
「元気で、ガンガン飛ばせるうちに行きたい。どんどん歳も取りますし(笑)。本当はもっと早く行きたかったですね。もし私がジュニアの頃から上手い選手だったら、海外へのビジョンも早い段階で持っていたかもしれない。ただプロになってからイメージしたので、それでは遅かったのかな〜とも感じています。とにかく今は(海外挑戦のために)目の前の試合が本当に重要になると思っています」
―米ツアー挑戦は、やはり世界ランク75位以上(現在は92位)まで上げて予選会を最終から受けられることが条件になりそうですか?
「本来なら全部(1次から)挑戦してもいいかなとは思うんですけど、今年も(コロナ対策の)隔離は無くならなそうかなって。昨シーズンは2週間の隔離を3回経験したんですけど、つらかった。日本の試合にも出られないですし、ずっと家にいるのもしんどい。それを考えると、ムダな時間がないようにランキングを上げていくしかないかなって。今は最終から予選会を受けられることが、大きな基準だと考えています」