ツアー通算13勝。2014年の「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」ではメジャー制覇も成し遂げている成田美寿々にとって、20-21年シーズンは苦しみのなかをさまよう時間となった。ケガ、そしてイップスから来る大不振により、優勝はおろか、賞金ランクで102位に沈むなど低迷。そんな長いシーズンを終えた29歳に、昨年末に行われたウェア契約を結ぶブランド『ブラック&ホワイト』のイベント後、“逆襲”に燃える胸のうちを聞いた。
成田美寿々の左スイング練習法!?【動画】
■突然襲ったアクシンデントが苦闘の入り口に…
国内女子ツアーの第一線で活躍を続けてきた実力者をアクシデントが襲ったのは、本来なら20年シーズンが開幕するまであと1カ月という2年前の2月のこと。トレーニング中に、その後のプレーを大きく左右する腰痛を発症してしまう。結果的に新型コロナウイルスの影響で大会自体が中止となり、ツアーも停止状態となったが、このケガが長く暗いトンネルに入りこむきっかけになった。
―腰痛発症の瞬間
「トレーニングでスクワットをしていた時に、“バキッ”って。これが最初に腰を痛めた瞬間でした。もともと少し痛みはあったなか、『できるだろう』と思っていたら“バキッ”。そこから曲がらなくなってしまって、これがすべての発端ですね」
―ちょうどコロナがまん延し始めた頃の話
「そうです。すぐに病院でレントゲンを撮って、MRI検査をしたけど、原因が分からなくて。ヘルニアでもないし、何もないけど痛いという状態。ただ病院に行くのも(コロナで)怖い。トレーナーにも会えないので、外に出て誰かに見てもらうこともできず。確かに体を休めることはできたけれど、根本的な治療はまったくできず、今振り返るとそれがよくなかったのかなと思っています」
成田美寿々の左スイング練習法!?【動画】
■突然襲ったアクシンデントが苦闘の入り口に…
国内女子ツアーの第一線で活躍を続けてきた実力者をアクシデントが襲ったのは、本来なら20年シーズンが開幕するまであと1カ月という2年前の2月のこと。トレーニング中に、その後のプレーを大きく左右する腰痛を発症してしまう。結果的に新型コロナウイルスの影響で大会自体が中止となり、ツアーも停止状態となったが、このケガが長く暗いトンネルに入りこむきっかけになった。
―腰痛発症の瞬間
「トレーニングでスクワットをしていた時に、“バキッ”って。これが最初に腰を痛めた瞬間でした。もともと少し痛みはあったなか、『できるだろう』と思っていたら“バキッ”。そこから曲がらなくなってしまって、これがすべての発端ですね」
―ちょうどコロナがまん延し始めた頃の話
「そうです。すぐに病院でレントゲンを撮って、MRI検査をしたけど、原因が分からなくて。ヘルニアでもないし、何もないけど痛いという状態。ただ病院に行くのも(コロナで)怖い。トレーナーにも会えないので、外に出て誰かに見てもらうこともできず。確かに体を休めることはできたけれど、根本的な治療はまったくできず、今振り返るとそれがよくなかったのかなと思っています」