2021年3月まで日本女子プロゴルフ協会（JLPGA）の理事を務め、いまは女子ゴルフ界発展のため尽力し、自身のゴルフ向上も目指す、女子プロゴルファーの原田香里。まだまだこれからと話すゴルフ人生、そして女子ゴルフ界についての未来を語る。

ガーデニングの薔薇です

みなさん、寒い日が続きますがいかがお過ごしですか？　こんにちは、原田香里です。

今週は、プロゴルファーは、夢中になれる趣味を持っていたほうがいい、というお話をしたいと思います。

小学生の頃にゴルフを始めた私ですが、京都の高校へ進学のため、山口県の実家を離れるまでは、ピアノのレッスンにも通っていました。実は大好きだったんですよ。ピアノを弾くの…。ゴルフは父が、ピアノは母が応援してくれる感じでした。

ピアノの音色が好きだったし、楽譜を読みながら練習するのも好き。もっとやりたい気持ちもあったのですが、残念ながら指が短かったんです（笑）。もっと先に進むのなら、指のあいだを切開して広げるしかないかな、などと思ってもいました。そう“ドカベン”の二塁手、殿馬くんのように、です。