3月3日から行われる「ダイキンオーキッドレディス」で幕を開ける2022年の国内女子ツアー。だが、今年もこれまでとは大きく異なる点、注目すべきポイントが存在する。ということで「22年の女子ツアーで知っておきたいこと」を予習・復習しておこう。今回は黄金世代にまつわる話。
植竹希望「両ワキにティを挟んだまま落とさずに打てますか?」【動画】
昨シーズンも数多くのカップを掲げた黄金世代。21年だけに絞っても、38試合のうち10勝が黄金世代によるものだ。だからかあまり感じなくなっているが、実は黄金世代の初優勝者は19年の「CAT Ladies」を制した淺井咲希以来、約1年半出ていない。これまでの優勝者は9人。節目の10人目にリーチがかかってから足踏みしている状態が続く。
ただタレントぞろいの世代とあって、候補者は多い。そのなかで最も昨シーズン優勝に近づいたと言っていい選手が高橋彩華だろう。トップ10入りは21度。21年だけでも4試合で最終日を首位で迎え、最終日最終組入りは6回。それでも頂点には届かなかった。パーオン率は2位、ボールストライキング3位とショット力は抜群なだけに、あとは勝負どころのパットを沈めたい。
また、試合だけ見れば一番近かったのは植竹希望だ。昨年9月の「住友生命Vitalityレディス 東海クラシック」最終日では、首位で迎えた18番ホールでティショットを池に入れてダブルボギー。あと一歩のところで初優勝を逃した。「首位タイで最終ホールを迎えるのは初めてで、自分がどうなるか分からなかった。感情のコントロールができず、ゴルフに出てしまった」と悔しさを噛みしめる結果となったが、こちらもショット力はツアー屈指。経験を生かして悲願をつかみたいところ。
ほかにも初シードを獲得した臼井麗香、ツアー屈指の飛ばし屋・山路晶。アマ時代にステップ・アップ・ツアーを制し、プロになってからも優勝争い経験が豊富な吉本ひかる、20-21年シーズン開幕戦「アース・モンダミンカップ」で3位に入った田中瑞希、21年の「リゾートトラスト レディス」で2位となった吉川桃ら多士済済なメンバーはそろっている。今年こそ、節目の勝利は訪れるのか。はたして、それは誰の手に?
植竹希望「両ワキにティを挟んだまま落とさずに打てますか?」【動画】
昨シーズンも数多くのカップを掲げた黄金世代。21年だけに絞っても、38試合のうち10勝が黄金世代によるものだ。だからかあまり感じなくなっているが、実は黄金世代の初優勝者は19年の「CAT Ladies」を制した淺井咲希以来、約1年半出ていない。これまでの優勝者は9人。節目の10人目にリーチがかかってから足踏みしている状態が続く。
ただタレントぞろいの世代とあって、候補者は多い。そのなかで最も昨シーズン優勝に近づいたと言っていい選手が高橋彩華だろう。トップ10入りは21度。21年だけでも4試合で最終日を首位で迎え、最終日最終組入りは6回。それでも頂点には届かなかった。パーオン率は2位、ボールストライキング3位とショット力は抜群なだけに、あとは勝負どころのパットを沈めたい。
また、試合だけ見れば一番近かったのは植竹希望だ。昨年9月の「住友生命Vitalityレディス 東海クラシック」最終日では、首位で迎えた18番ホールでティショットを池に入れてダブルボギー。あと一歩のところで初優勝を逃した。「首位タイで最終ホールを迎えるのは初めてで、自分がどうなるか分からなかった。感情のコントロールができず、ゴルフに出てしまった」と悔しさを噛みしめる結果となったが、こちらもショット力はツアー屈指。経験を生かして悲願をつかみたいところ。
ほかにも初シードを獲得した臼井麗香、ツアー屈指の飛ばし屋・山路晶。アマ時代にステップ・アップ・ツアーを制し、プロになってからも優勝争い経験が豊富な吉本ひかる、20-21年シーズン開幕戦「アース・モンダミンカップ」で3位に入った田中瑞希、21年の「リゾートトラスト レディス」で2位となった吉川桃ら多士済済なメンバーはそろっている。今年こそ、節目の勝利は訪れるのか。はたして、それは誰の手に?