アリゾナの太陽の下、鈴木愛の額からキラキラと光るものが流れている。2017、19年に賞金女王を戴冠。20年もその勢いを加速させる構えだったが、コロナ禍でもくろみは狂った。昨年こそ1勝を挙げたが、20年は未勝利。賞金ランキングも17位とシード選手になった14年以降、最低の数字に終わった。
アリゾナにいる鈴木愛 あのスーパースターとピース!【写真】
今年はプロ10年目で節目の年。そこに向けて、コロナの影響で昨年はスキップした米国合宿を敢行している。1月には地元の四国で2回にわたり合宿。その後、用具契約を結ぶピンの本社があるアリゾナ州フェニックスで2年ぶりにキャンプを張った。ラウンドはここまで3回と少ないが、体づくりや基礎固めを中心に取り組んでいる。
今年は心機一転の気持ちが強い。昨年夏からはトレーナーを変え、年末からは栄養士にも食事の面でサポートを受けている。そして新たにコーチの指導を仰ぐことを決意した。
「去年は自分でもあきれるくらいショットが曲がっていた」。統合となった20-21年シーズンのスタッツを見ると、パーオン率が53位、フェアウェイキープ率が50位と、ショット面での不安があったのは明白だ。なんとか代名詞のパッティングでしのいだが、賞金ランキング17位という不本意な結果に終わってしまった。
そんな不調を打破しようと、ジュニア時代からプロ転向後数年間のあいだ教えを受けていた南秀樹コーチに再び師事することを決めた。鈴木のスイングづくりを一から知る人物とともに、原点回帰の意味もあるという。
アリゾナにいる鈴木愛 あのスーパースターとピース!【写真】
今年はプロ10年目で節目の年。そこに向けて、コロナの影響で昨年はスキップした米国合宿を敢行している。1月には地元の四国で2回にわたり合宿。その後、用具契約を結ぶピンの本社があるアリゾナ州フェニックスで2年ぶりにキャンプを張った。ラウンドはここまで3回と少ないが、体づくりや基礎固めを中心に取り組んでいる。
今年は心機一転の気持ちが強い。昨年夏からはトレーナーを変え、年末からは栄養士にも食事の面でサポートを受けている。そして新たにコーチの指導を仰ぐことを決意した。
「去年は自分でもあきれるくらいショットが曲がっていた」。統合となった20-21年シーズンのスタッツを見ると、パーオン率が53位、フェアウェイキープ率が50位と、ショット面での不安があったのは明白だ。なんとか代名詞のパッティングでしのいだが、賞金ランキング17位という不本意な結果に終わってしまった。
そんな不調を打破しようと、ジュニア時代からプロ転向後数年間のあいだ教えを受けていた南秀樹コーチに再び師事することを決めた。鈴木のスイングづくりを一から知る人物とともに、原点回帰の意味もあるという。