「本当はシーズン前の合宿というのはモチベーションが上がるものではないんですけど(笑)」と本音も明かすが、かなりストイックなメニューをこなしていると明かすのは合宿に帯同するトレーナーの工藤健正さん。「少しくらい甘くやってもいいと思ったりすることもありますが、鈴木選手は人が見ていないところでもしっかりと自分のやるべきことをやれる選手です」。並々ならぬやる気を、間近で感じている。
米国合宿中には、栄養士の管理のもとで完全自炊。鈴木自ら料理をつくり、工藤さんとともに毎日“家ごはん”の生活を送る。「本当は好きなものを食べたい(笑)」と愚痴もこぼすが、国内ツアー開幕に合わせて今が勝負所と心得、休みなしのハードなメニューをこなす。
「もうすぐ30歳ですよ(笑)」とおどけるが、「もう一度メジャーで勝ちたい。グランドスラムを狙ってみたい」と新たな目標も芽生えてきている。それをモチベーションに、大好きな買い物も、外食も控えて日夜励み、休養日を入れずに今週末のクランクアップまで突っ走る。
合宿終盤には米国男子ツアー「ウェイスト・マネジメント・フェニックス・オープン」の第1ラウンドを観戦。イメージトレーニングも合わせた、休みのような、勉強の1日になった。これで“モチベーション”もさらに上がる。
視線の先には、まだまだ大きな夢が広がる。若手の壁になり、再び頂点を目指す気持ちが沸々と湧く。今年の鈴木は、にくらしいほど強い姿で戻ってきそうな気配が漂っている。開幕まで3週間。「帰国したら少し好きなことをしたい」と、そこで一度気持ちを静め英気を養い、決戦の地・沖縄に乗り込んでいく。(取材・文/高桑均)
米国合宿中には、栄養士の管理のもとで完全自炊。鈴木自ら料理をつくり、工藤さんとともに毎日“家ごはん”の生活を送る。「本当は好きなものを食べたい(笑)」と愚痴もこぼすが、国内ツアー開幕に合わせて今が勝負所と心得、休みなしのハードなメニューをこなす。
「もうすぐ30歳ですよ(笑)」とおどけるが、「もう一度メジャーで勝ちたい。グランドスラムを狙ってみたい」と新たな目標も芽生えてきている。それをモチベーションに、大好きな買い物も、外食も控えて日夜励み、休養日を入れずに今週末のクランクアップまで突っ走る。
合宿終盤には米国男子ツアー「ウェイスト・マネジメント・フェニックス・オープン」の第1ラウンドを観戦。イメージトレーニングも合わせた、休みのような、勉強の1日になった。これで“モチベーション”もさらに上がる。
視線の先には、まだまだ大きな夢が広がる。若手の壁になり、再び頂点を目指す気持ちが沸々と湧く。今年の鈴木は、にくらしいほど強い姿で戻ってきそうな気配が漂っている。開幕まで3週間。「帰国したら少し好きなことをしたい」と、そこで一度気持ちを静め英気を養い、決戦の地・沖縄に乗り込んでいく。(取材・文/高桑均)