ですので、厳しい言い方になりますが「7位に入っているからいい」ではなくて「1位を獲らないとだめだ」と思ってもらいたいです。ここが上がってくれば、ほかのスタッツも自然と上がってきます。つまり、成績も上がるというわけです。
まだまだ上げられる余地もあると思います。昨シーズン、不調だったときはどうしてもリズムとテンポが速くなってしまっていました。こうなるといくら西村さんでも修正が効かない。特にシーズン終盤は初めてのフル参戦ということもあって体力的な問題も出たと思います。逆に、一定のリズムとテンポを心がけることができれば、あのきれいなスイングではそうそう曲がらないと思います。
もちろん、西村さんはクレバーな選手ですから、僕が言わなくとも重々承知だと思いますし、このオフで磨きをかけていると思います。フェアウェイからチャンスを作る続けることが女王への道。80%にたどり着くことができれば、賞金でもポイントランクでも頂点が見えてくると思いますよ。
【20-21年フェアウェイキープ率トップ10】
1位:酒井 美紀 82.4373%
2位:篠原 まりあ 79.5721%
3位:吉本 ここね 78.8%
4位:申 ジエ 78.1994%
5位:古江 彩佳 76.978%
6位:木村 彩子 76.8939%
7位:西村 優菜 76.5695%
8位:青木 瀬令奈 76.4881%
9位:山下 美夢有 76.2613%
10位:稲見 萌寧 75.961%
解説・大西翔太(おおにし・しょうた)/1992年6月20日生まれ。名門・水城高校ゴルフ部出身。2015年より青木瀬令奈のキャディ兼コーチを務める。16年にはキャディを務める傍らPGAティーチングプロ会員の資格を取得した。ゴルフをメジャースポーツにと日夜情熱を燃やしている。21年には澁澤莉絵留ともコーチ契約を結んだ。プロゴルファーの大西葵は実の妹。YouTube『大西翔太GOLF TV』も好評で、著書『軽く振ってきれいに飛ばす!! 飛距離アップの正解』が発売中。
まだまだ上げられる余地もあると思います。昨シーズン、不調だったときはどうしてもリズムとテンポが速くなってしまっていました。こうなるといくら西村さんでも修正が効かない。特にシーズン終盤は初めてのフル参戦ということもあって体力的な問題も出たと思います。逆に、一定のリズムとテンポを心がけることができれば、あのきれいなスイングではそうそう曲がらないと思います。
もちろん、西村さんはクレバーな選手ですから、僕が言わなくとも重々承知だと思いますし、このオフで磨きをかけていると思います。フェアウェイからチャンスを作る続けることが女王への道。80%にたどり着くことができれば、賞金でもポイントランクでも頂点が見えてくると思いますよ。
【20-21年フェアウェイキープ率トップ10】
1位:酒井 美紀 82.4373%
2位:篠原 まりあ 79.5721%
3位:吉本 ここね 78.8%
4位:申 ジエ 78.1994%
5位:古江 彩佳 76.978%
6位:木村 彩子 76.8939%
7位:西村 優菜 76.5695%
8位:青木 瀬令奈 76.4881%
9位:山下 美夢有 76.2613%
10位:稲見 萌寧 75.961%
解説・大西翔太(おおにし・しょうた)/1992年6月20日生まれ。名門・水城高校ゴルフ部出身。2015年より青木瀬令奈のキャディ兼コーチを務める。16年にはキャディを務める傍らPGAティーチングプロ会員の資格を取得した。ゴルフをメジャースポーツにと日夜情熱を燃やしている。21年には澁澤莉絵留ともコーチ契約を結んだ。プロゴルファーの大西葵は実の妹。YouTube『大西翔太GOLF TV』も好評で、著書『軽く振ってきれいに飛ばす!! 飛距離アップの正解』が発売中。