パーオン率が高いもう一つの理由として挙げられるのは、傾斜地での強さです。つま先上がりでも左足下がりでも、どんなライでもどんとこいと言った感じ。なぜ、傾斜地に強いかと言ったら技術の高さはもちろん、ゴルフを心の底から楽しんでいることも理由だと思います。たとえ難しいライだとしても怒ることなく「これもゴルフの醍醐味」と前向きに思える。そこからどんな球を打っていこうか考えるのを楽しんでいるように思えます。
また、大山さんは打った後に結構な割合で「今のはうまく打てた!」とか「ちょっと逃げた!次こそ!」と言っています。そんなゴルフに対する情熱は、未だルーキー並みと言っていいでしょう。果敢にピンをデッドに狙っていく。それがアドレスから伝わってきますからね。
さらに期待できるのは、昨シーズンはケガを抱えてのプレーだったこと。このオフにちゃんとケアできて万全の状態が作れていれば、今年は大山さんらしいガッツポーズを何度も見られると思っています。若い選手が大勢出てきていますが、まだまだ負けないところを見せてほしいですね。
【20-21年パーオン率トップ10】
1位:稲見萌寧 75.7688%
2位:高橋彩華 75.4405%
3位:西郷真央 74.5448%
4位:大山志保 73.5613%
5位:植竹希望 73.3522%
6位:イ・ミニョン 73.0769%
7位:ペ・ソンウ 73.0031%
8位:笠りつ子 72.9435%
9位:穴井詩 72.8832%
10位:濱田茉優 72.5146
解説・大西翔太(おおにし・しょうた)/1992年6月20日生まれ。名門・水城高校ゴルフ部出身。2015年より青木瀬令奈のキャディ兼コーチを務める。16年にはキャディを務める傍らPGAティーチングプロ会員の資格を取得した。ゴルフをメジャースポーツにと日夜情熱を燃やしている。21年には澁澤莉絵留ともコーチ契約を結んだ。プロゴルファーの大西葵は実の妹。YouTube『大西翔太GOLF TV』も好評で、著書『軽く振ってきれいに飛ばす!! 飛距離アップの正解』が発売中。
また、大山さんは打った後に結構な割合で「今のはうまく打てた!」とか「ちょっと逃げた!次こそ!」と言っています。そんなゴルフに対する情熱は、未だルーキー並みと言っていいでしょう。果敢にピンをデッドに狙っていく。それがアドレスから伝わってきますからね。
さらに期待できるのは、昨シーズンはケガを抱えてのプレーだったこと。このオフにちゃんとケアできて万全の状態が作れていれば、今年は大山さんらしいガッツポーズを何度も見られると思っています。若い選手が大勢出てきていますが、まだまだ負けないところを見せてほしいですね。
【20-21年パーオン率トップ10】
1位:稲見萌寧 75.7688%
2位:高橋彩華 75.4405%
3位:西郷真央 74.5448%
4位:大山志保 73.5613%
5位:植竹希望 73.3522%
6位:イ・ミニョン 73.0769%
7位:ペ・ソンウ 73.0031%
8位:笠りつ子 72.9435%
9位:穴井詩 72.8832%
10位:濱田茉優 72.5146
解説・大西翔太(おおにし・しょうた)/1992年6月20日生まれ。名門・水城高校ゴルフ部出身。2015年より青木瀬令奈のキャディ兼コーチを務める。16年にはキャディを務める傍らPGAティーチングプロ会員の資格を取得した。ゴルフをメジャースポーツにと日夜情熱を燃やしている。21年には澁澤莉絵留ともコーチ契約を結んだ。プロゴルファーの大西葵は実の妹。YouTube『大西翔太GOLF TV』も好評で、著書『軽く振ってきれいに飛ばす!! 飛距離アップの正解』が発売中。