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野澤真央はボールを見ない!? ソレンスタムな『ルックアップ』で一気に体をターンさせる【モリモリさんのスイング談義】

野澤真央はボールを見ない!? ソレンスタムな『ルックアップ』で一気に体をターンさせる【モリモリさんのスイング談義】

所属 ALBA Net
下村 耕平 / Kohei Shimomura

配信日時:2022年2月15日 14時00分

インパクト前に顔を目標方向に向ける『ルックアップ』! 加速しながら一気に振り抜く
インパクト前に顔を目標方向に向ける『ルックアップ』! 加速しながら一気に振り抜く (撮影:岩本芳弘)
3月で25歳の誕生日を迎える野澤真央。18歳でプロテストに合格し、17年シーズンにはステップ・アップ・ツアー3勝、そして昨シーズン、レギュラーツアーの初シード獲得と、着実に成長を続けている。そんな野澤のスイングの一番の特徴は、インパクト前にボールよりも先に顔が向く『ルックアップ』。よくアマチュアはしっかりボールを見ろと言われるが、ここに飛距離を生む要因があると、堀琴音らを指導する“モリモリさん”こと森守洋氏はいう。
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野澤真央は左軸で上げて、積極的にコッキング【連続写真】

野澤プロはオーソドックスな左手のセミストロンググリップからのコンパクトなトップ。そこから『ルックアップ』しながら一気に体をターンさせていきます。

バックスイングで左腕が地面と平行になったときには、すでにクラブが左腕より90度以上の角度がつき、手首のコッキングが完了されています。アマチュアゴルファーだと、このポジションでしっかりコッキングが完了されている方は少ないですね。野澤プロの場合、早い段階でコッキングが完了し、クラブをリリースする準備ができていますので、これ以上大きなトップを作る必要がありません。だからコンパクトなトップからシャープに切り返せるわけです。

さらに、野澤プロは高い身体能力を生かし、バックスイングで骨盤の位置が大きく動かずに旋回していくのも特徴的です。普通はバックスイングから切り返しで多少の左右のスライドが入るものですが、野澤プロは骨盤の位置がほぼ変わらずに一気に旋回していきます。

骨盤をズラさないほうが旋回するスピードが上げやすいので、大きな飛距離が生まれます。切り返してからは かつての米ツアー賞金王、デビッド・デュバルアニカ・ソレンスタムを彷彿とさせる『ルックアップ』で、顔を目標方向に向けながら一気に体をターン。大きな美しいフィニッシュへつなげています。『ルックアップ』といっても、頭の高さと上体の前傾角度が変わらずキープされているので、ボールを強く押し込むことができるのです。

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