大阪に続くのは、東京都と兵庫県の7人。東京は賞金女王の稲見萌寧を筆頭に、笹生優花、植竹希望、菅沼菜々と20代前半のシード選手4人に加えて、復活を期す松森彩夏や葭葉ルミも出場権を得ている。
兵庫県は昨季6勝を挙げて賞金ランキング2位の古江彩佳がいるが、シード選手は1人だけ。ささきしょうこや淺井咲希といった優勝経験者、西村、古江と同じプラチナ世代の安田祐香らがいる。古江は米国を主戦場とするため日本を留守にするかたちとなるが、お隣の大阪に負けじと、今年は兵庫県出身者の活躍も期待される。
次に原英莉花らがいる神奈川県の6人(シード選手1人)。渋野日向子らの岡山県(シード選手1人)と三ヶ島かならの福岡県(シード選手1人)、比嘉真美子らの沖縄県(シード選手2人)が5人と続く。
■九州勢はベテランが健在 都市部は若手が台頭!?
千葉県と熊本県の出場選手は4人だが、シード選手の数は多い。千葉は昨季未勝利ながら賞金ランキング4位に入った西郷真央、プラチナ世代で昨季2勝を挙げた吉田優利、仲宗根澄香の3人がシード保持者。熊本は黄金世代の大里桃子のほか、上田桃子、笠りつ子、有村智恵とベテランの強さが目立つ。