算命学的には、経験を一つ一つ積むことで経験値を上げていくタイプ。稲見さんの練習量の多さは、ツアー屈指だと聞きます。もちろん、ツアーに出場している選手のみなさんは、誰もがたくさん練習しているはずですが、なかでも稲見さんは練習をすればするほど光る人です。

積み重ねてきた経験が実った昨年に続き、今年もその傾向にあります。一方で『守り』というキーワードも出てきているのは事実。No.1になったということは、他の人から追われる立場になったということ。本人が意識していなくても『守り』に入らざるを得ない部分が出てくるからです。

人間は守りに入ると体調の心配が出ます。昨年、勢いが止まりかけた時期の腰痛がまさにそれでした。シーズン初めから追われる立場の今年は、特に気をつけて欲しいところです。

新しいトレーナーさんと、オフにはしっかりと体のケアをして、シーズン中も診察してもらうなど、十分な対策をしているそうですが、自分の体の声に耳を傾けることをもっと意識するといいでしょう。基本的には温める、と思ってください。

カンが鋭いので、それを信じてやっていくことが合っています。ただ、先が見えるだけに、不安を感じることもあると思いますが、練習することでそれを払しょくできています。先が見えるからこそ、猛練習をしている、と言うことなのかもしれません。先見の明は十分にあるのですから、いい方のカンは信じてやっていくことをお勧めします。

■ロマンスにも積極的が吉