なお、11月開催の19年のプロテスト合格者のうち、笹生優花と西村優菜はコロナ禍で実質半年となった20年に優勝を挙げている。統合シーズンと考えれば山下未夢有、吉田優利が合格翌シーズンで優勝、西郷真央、山路昌がシード入りを果たしている。豊作の年だったと言っていい。
前述のとおり、19年プロテスト合格組はコロナ禍で6月開幕の統合シーズンとなってしまっため、3月からの年間シーズンでルーキーイヤーを迎えるのは尾関が初めてとなる。トップ合格者というのはプレッシャーなのか、と聞いてみると「トップ合格は自信にはなっています。くじけそうなときでも“私はトップ合格したんだ”と自分を勇気づけられると思います。重圧はないです」と前向きに答えた18歳。どんな成績を残してくれるのだろうか。
ちなみに夏開催となったプロテスト合格者でその年のシードを獲得したのは、トップ合格4人を除くと横峯さくらと諸見里しのぶの2人だけ。かなりの狭き門だ。
【2000年以降の年度別プロテストトップ合格者と同年の賞金ランキング】()は主な同期
2000年:田中裕子 113位(李知姫、高橋美保子、大山志保)
2001年:ウェイ・ユンジェ 48位※シード獲得(古閑美保)
2002年:佐々木慶子 71位(北田瑠衣、茂木宏美、永井奈都)
2003年:川原由維 111位(馬場ゆかり、辻村明須香)
2004年:上原彩子 53位(横峯さくら、廣瀬友美)
2005年:高橋千晶 94位(諸見里しのぶ、上田桃子)
2006年:有村智恵 60位(笠りつ子、土肥功留美、福田侑子)
2007年:服部真夕 43位※シード獲得(一ノ瀬優希、若林舞衣子、下川めぐみ)
2008年:黄アルム 44位(森田理香子、西山ゆかり、菊地絵理香)
2009年:吉田弓美子 79位(大江香織、大江香織、藤本麻子)
2010年:井芹美保子 66位(酒井美紀、藤崎莉歩、綾田紘子)
2011年:O・サタヤ 56位(堀奈津佳、福田真未、青木瀬令奈、香妻琴乃、斉藤愛璃)
2012年:東浩子 100位(葭葉ルミ、比嘉真美子、渡邉彩香)
2013年:倉田珠里亜 108位(成田美寿々、鈴木愛、藤田光里)
2014年:山田成美 147位(堀琴音、柏原明日架、永峰咲希)
2015年:山口春歌 169位(野澤真央、ささきしょうこ、岡山絵里)
2016年:永井花奈 76位(川岸史果、田辺ひかり、蛭田みな美)
2017年:松田鈴英 112位(勝みなみ、新垣比菜、小祝さくら、淺井咲希)
2018年:エイミー・コガ 76位(大里桃子、三ヶ島かな、河本結、原英莉花、渋野日向子、稲見萌寧)
2019年:イ・ソルラ 167位※ツアー出場資格なし(西村優菜、吉田優利、西郷真央、山下美夢有、笹生優花、アン・シネ)
2020年:佐久間朱莉 154位※ツアー出場資格なし(岩井明愛、後藤未有、小倉彩愛、岩井千怜)
2021年:尾関彩美悠(佐藤心結、竹田麗央、川崎春花)
前述のとおり、19年プロテスト合格組はコロナ禍で6月開幕の統合シーズンとなってしまっため、3月からの年間シーズンでルーキーイヤーを迎えるのは尾関が初めてとなる。トップ合格者というのはプレッシャーなのか、と聞いてみると「トップ合格は自信にはなっています。くじけそうなときでも“私はトップ合格したんだ”と自分を勇気づけられると思います。重圧はないです」と前向きに答えた18歳。どんな成績を残してくれるのだろうか。
ちなみに夏開催となったプロテスト合格者でその年のシードを獲得したのは、トップ合格4人を除くと横峯さくらと諸見里しのぶの2人だけ。かなりの狭き門だ。
【2000年以降の年度別プロテストトップ合格者と同年の賞金ランキング】()は主な同期
2000年:田中裕子 113位(李知姫、高橋美保子、大山志保)
2001年:ウェイ・ユンジェ 48位※シード獲得(古閑美保)
2002年:佐々木慶子 71位(北田瑠衣、茂木宏美、永井奈都)
2003年:川原由維 111位(馬場ゆかり、辻村明須香)
2004年:上原彩子 53位(横峯さくら、廣瀬友美)
2005年:高橋千晶 94位(諸見里しのぶ、上田桃子)
2006年:有村智恵 60位(笠りつ子、土肥功留美、福田侑子)
2007年:服部真夕 43位※シード獲得(一ノ瀬優希、若林舞衣子、下川めぐみ)
2008年:黄アルム 44位(森田理香子、西山ゆかり、菊地絵理香)
2009年:吉田弓美子 79位(大江香織、大江香織、藤本麻子)
2010年:井芹美保子 66位(酒井美紀、藤崎莉歩、綾田紘子)
2011年:O・サタヤ 56位(堀奈津佳、福田真未、青木瀬令奈、香妻琴乃、斉藤愛璃)
2012年:東浩子 100位(葭葉ルミ、比嘉真美子、渡邉彩香)
2013年:倉田珠里亜 108位(成田美寿々、鈴木愛、藤田光里)
2014年:山田成美 147位(堀琴音、柏原明日架、永峰咲希)
2015年:山口春歌 169位(野澤真央、ささきしょうこ、岡山絵里)
2016年:永井花奈 76位(川岸史果、田辺ひかり、蛭田みな美)
2017年:松田鈴英 112位(勝みなみ、新垣比菜、小祝さくら、淺井咲希)
2018年:エイミー・コガ 76位(大里桃子、三ヶ島かな、河本結、原英莉花、渋野日向子、稲見萌寧)
2019年:イ・ソルラ 167位※ツアー出場資格なし(西村優菜、吉田優利、西郷真央、山下美夢有、笹生優花、アン・シネ)
2020年:佐久間朱莉 154位※ツアー出場資格なし(岩井明愛、後藤未有、小倉彩愛、岩井千怜)
2021年:尾関彩美悠(佐藤心結、竹田麗央、川崎春花)