ALBA Net  ゴルフ
ALBA Net  ゴルフ

注目!
ツアー情報

JLPGAツアー

国内女子 ライブフォトなど多彩なコンテンツを配信!

アプローチだけ左打ち イップスに立ち向かった服部真夕【きょうは誰の誕生日?】

アプローチだけ左打ち イップスに立ち向かった服部真夕【きょうは誰の誕生日?】

配信日時:2022年3月3日 06時40分

アプローチは左打ち、ショットは右打ちの服部真夕
アプローチは左打ち、ショットは右打ちの服部真夕 (撮影:GettyImages)
ツアー通算5勝を挙げている服部真夕が、きょう3月3日に34歳になった。ここ数年は、アプローチイップスに悩まされたが、昨年のステップ・アップ・ツアー「Sky レディースABC杯」で15年以来6年ぶりに優勝を飾った。

ショットは右打ち 服部真夕のドライバースイング【連続写真】
 
坂田ジュニアゴルフ塾出身で、2007年のプロテストにトップ合格を果たすと、残りシーズンの12試合に出場し、3度のトップ10入り。1848万円を稼ぎ、賞金ランキング44位でシード権をつかんだ。翌08年の「樋口久子IDC大塚家具レディス」で初優勝。12年までに4勝を挙げるトップ選手へと成長したが、13年はアプローチが一変し、絶不調に陥った。もがき苦しんだが、「他の良いものでカバーしていく」と開き直り、切れ味鋭いショットと勝負強いパターでスコアメイク。15年の「CAT Ladies」で3年2カ月ぶりに優勝を飾った。

しかし、アプローチの不調がもとでショットも乱れ、18年には11年間守ってきた賞金シードを手放してしまう。19年は8試合に出場したものの、すべてで予選落ちを喫した。

明るい兆しが見えかけたのは、19年のオフのこと。「左でやってみたら」というキャディの一言から、左用のウェッジを購入し練習に励んだ。翌20年から左用ウェッジをバッグに入れてツアーを転戦。21年、ステップ・アップ・ツアー初の4日間競技となった「スカイ・レディースABC杯」で6年ぶりの優勝を果たした。

大会最終日もグリーンを外した3番と8番の2つのパー3で、巧みな左打ちアプローチを繰り出した。3番は20ヤードから3メートル、そして8番では20ヤードを1メートルまで寄せてパーセーブ。「これが私のスタイル」と胸を張る。

小さい頃にソフトボールの経験もあり、野球好き。愛知県出身ということもあり中日ドラゴンズのファン。QTランキング56位で、今季はステップ・アップ・ツアーが主戦場となる。アプローチイップスに、秘策で立ち向かい結果を出した服部の今後に期待したい。

関連記事

JLPGAツアー 週間アクセスランキング


大会情報

  1. JLPGA (国内女子)
  2. PGA (米国男子)
  3. LPGA (米国女子)
    2025年3月27日 3月30日
    速報中
    フォード選手権
  4. DP World (欧州男子)
    2025年3月27日 3月30日
    速報中
    ヒーローインディアンオープン
  5. PGAシニア
    2025年3月29日 3月30日
    開催前
    ユニテックスシニアオープン

おすすめコンテンツ

関連サイト