<ダイキンオーキッドレディス 最終日◇6日◇琉球GC(沖縄県)◇6590ヤード・パー72>
ルーキーイヤーの昨シーズン、“シルバーコレクター”として悔しい時間を過ごしてきた西郷真央が、5打差を逆転しツアー初優勝を挙げた。
稲見萌寧とハグ【写真】
2019年11月にプロテストに合格して、20年6月にプロデビュー。初戦となった「アース・モンダミンカップ」ではいきなり最終日最終組でラウンドし優勝争いを演じたが、スコアを伸ばしきれず5位タイでフィニッシュ。その後も最終日最終組を7度経験したが、優勝に届くことはなかった。
帰りの車中で、人知れず涙を流したこともあった。「悔しい思いになった」とそのたびに次戦への闘志を燃やしたが、度重なる惜敗に落ち込む回数も増えてきた。昨年9月の「日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯」では最終日を単独首位で迎えたが、稲見萌寧に逆転され、自身4度目の2位となった。
「大丈夫だよ、勝てるから」。そのときクラブハウスで落ち込んでいる西郷を救ったのは、ツアー5勝を挙げているベテラン、藤田さいきだった。前年の同大会3日目に初めて同組でプレーし、その後も気にかけてくれているという。「その言葉を信じて、自分の練習を信じて、やり続けることができた」と優勝に手が届きそうで届かないもどかしい気持ちを胸に抱きながらも、なんとか強い気持ちを保ってきた。
ルーキーイヤーの昨シーズン、“シルバーコレクター”として悔しい時間を過ごしてきた西郷真央が、5打差を逆転しツアー初優勝を挙げた。
稲見萌寧とハグ【写真】
2019年11月にプロテストに合格して、20年6月にプロデビュー。初戦となった「アース・モンダミンカップ」ではいきなり最終日最終組でラウンドし優勝争いを演じたが、スコアを伸ばしきれず5位タイでフィニッシュ。その後も最終日最終組を7度経験したが、優勝に届くことはなかった。
帰りの車中で、人知れず涙を流したこともあった。「悔しい思いになった」とそのたびに次戦への闘志を燃やしたが、度重なる惜敗に落ち込む回数も増えてきた。昨年9月の「日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯」では最終日を単独首位で迎えたが、稲見萌寧に逆転され、自身4度目の2位となった。
「大丈夫だよ、勝てるから」。そのときクラブハウスで落ち込んでいる西郷を救ったのは、ツアー5勝を挙げているベテラン、藤田さいきだった。前年の同大会3日目に初めて同組でプレーし、その後も気にかけてくれているという。「その言葉を信じて、自分の練習を信じて、やり続けることができた」と優勝に手が届きそうで届かないもどかしい気持ちを胸に抱きながらも、なんとか強い気持ちを保ってきた。