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女子プロの新星はゴルフノートで才能が開花【高校ゴルフ部監督回顧録】

女子プロの新星はゴルフノートで才能が開花【高校ゴルフ部監督回顧録】

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2022年3月8日 16時30分

■ノートに記して課題を明確にして練習メニューに反映

石井氏に格の違いを見せつけた佐藤だったが、いざ試合になるとなかなか結果を残せずにいた。関東レベルの大会では上位に入るものの、全国大会ではなかなかトップテンに入ることができなかった。その原因はやはりショットの精度にあった。

「コースマネジメントや1打の重みを理解していなかったこともありますが、全国レベルになるには、アイアンショットの精度を上げて、ショートゲームを磨くことが必要でした」と石井氏。

そのために役立ったのが、ゴルフ部全員に課しているゴルフノートだ。毎日の練習で気がついたことやラウンドでのフェアウェイキープ率、パーオン率、リカバリー率、パット数を集計し、それについての所見を書いたものを石井氏がチェックする。1時間ほど個別に話し合った結果、その時点での課題を見つけ、練習メニューに反映させる日々を送った。

すると、徐々にショットの精度が上がり、ショートゲームの確率も高くなる。「相変わらず飛んでいましたし、足りなかったものを補えれば全国でもトップにいけると思っていました」という石井氏の読みどおり、昨年の日本女子アマでは3位に食い込んだ。

そこから佐藤の快進撃が続き、「スタンレーレディスゴルフトーナメント」での活躍にもつながったが、注目はその試合でのスタッツにある。ドライビングディスタンスは平均260ヤードをマークしてプロを抑えてトップ。パーオン率でも77・78%という高い数字をマークして6位タイとなった。飛距離だけでなく、ショットの精度が増した証拠でもある。昨年12月のQTでは11位に入り、今季のツアー出場権を獲得。石井氏を驚かせたポテンシャルが発揮されるのはこれからだ。

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