「左サイドよりも右サイドのラフのほうが芝が長く、右に落ちてしまうとフライヤーが読みづらいです。木も邪魔になります。フェアウェイも左から右に傾斜があるので、左サイドを狙いますね。もちろん、緊張すると体が動かなくなって球は左に出てしまいます。緊張とマネジメントが相まった結果でしょう」
実際に青木の“初打ち”も左ラフ。緊張感によるものだけでなく、プロならではのマネジメントによって左サイドを狙い、その結果、左ラフに外す選手が多かったようだ。
“初打ち”のほかにも“2メートルのパーパット”、“予選通過がかかったグリーン上”、“首位で迎えた最終18番のティショット”など緊張の瞬間はたくさんある。この緊張をひとつずつ乗り越えた先に見えてくるのが優勝争い、そして勝利だ。優勝を飾った西郷真央の“初打ち”はフェアウェイだった。(文・笠井あかり)
実際に青木の“初打ち”も左ラフ。緊張感によるものだけでなく、プロならではのマネジメントによって左サイドを狙い、その結果、左ラフに外す選手が多かったようだ。
“初打ち”のほかにも“2メートルのパーパット”、“予選通過がかかったグリーン上”、“首位で迎えた最終18番のティショット”など緊張の瞬間はたくさんある。この緊張をひとつずつ乗り越えた先に見えてくるのが優勝争い、そして勝利だ。優勝を飾った西郷真央の“初打ち”はフェアウェイだった。(文・笠井あかり)