「ドライバーの飛距離は240ヤードぐらいですが、パー5でもしっかり2回で乗せてイーグルを取りますし、小さな大会や練習ラウンドでは60台のスコアを出していましたからね」と振り返る。
持っているポテンシャルこそ高かったが、それを試合で発揮できなかったのは、メンタルの問題が大きかった。ゴルフに対する向上心が人並み以上に強かったこともあり、ラウンド中にスコアが悪くなるとあきらめてしまうところがあったというのだ。
■普段の生活から考えを変えてメンタル強化をはかった
「本人からはいろいろと相談されましたが、普段の生活から変えてみてはどうかと。苦手なことに対しても顔をそむけず、一生懸命に取り組んで克服すると、ラウンドでOBを出したときでも頑張れるんだよと」。石井氏のアドバイスに従い、考え方や取り組み方を変えたことで、ゴルフでも粘りが出てくるようになる。
さらに、ドライビングレンジでも状況を考えながらボールを打った。グリーンを外したときやOBを打った後にどう対処するのかをイメージすることで、あきらめずにプレーを続ける姿勢が身につき始めた。それを練習ラウンドや実際の試合でも実践できるようになり始めた矢先での最終予選だった。
もちろん、技術的にもスイングを見直すなどのチェックは怠らなかった。石井氏が水城高校のゴルフ部監督を務めていた時代の教え子であり、松田鈴英らを指導するツアープロコーチの黒宮幹仁氏を紹介。上達したいがために、いろんな情報を吸収するところが小暮にはあったが、選手によってはそれがマイナスになることもある。信頼できるコーチに習うことにより、情報を一本化できたことも成長の要因となった。
持っているポテンシャルこそ高かったが、それを試合で発揮できなかったのは、メンタルの問題が大きかった。ゴルフに対する向上心が人並み以上に強かったこともあり、ラウンド中にスコアが悪くなるとあきらめてしまうところがあったというのだ。
■普段の生活から考えを変えてメンタル強化をはかった
「本人からはいろいろと相談されましたが、普段の生活から変えてみてはどうかと。苦手なことに対しても顔をそむけず、一生懸命に取り組んで克服すると、ラウンドでOBを出したときでも頑張れるんだよと」。石井氏のアドバイスに従い、考え方や取り組み方を変えたことで、ゴルフでも粘りが出てくるようになる。
さらに、ドライビングレンジでも状況を考えながらボールを打った。グリーンを外したときやOBを打った後にどう対処するのかをイメージすることで、あきらめずにプレーを続ける姿勢が身につき始めた。それを練習ラウンドや実際の試合でも実践できるようになり始めた矢先での最終予選だった。
もちろん、技術的にもスイングを見直すなどのチェックは怠らなかった。石井氏が水城高校のゴルフ部監督を務めていた時代の教え子であり、松田鈴英らを指導するツアープロコーチの黒宮幹仁氏を紹介。上達したいがために、いろんな情報を吸収するところが小暮にはあったが、選手によってはそれがマイナスになることもある。信頼できるコーチに習うことにより、情報を一本化できたことも成長の要因となった。