ただそれ以上に冴えたのがパターだ。昨季の平均パット数は、パーオンホールが80位(1.8587)、1ラウンド当たりが70位(30.3049)とこれまでグリーン上で苦戦。初シード入り、初優勝に向け、ここが課題になっていた。そこでオフは、パッティングを徹底強化。長い距離のパットを目をつぶって打つメニューなどで、特にタッチの感覚を養った。
それも実り、例年よりも硬く・早い土佐CCのグリーンで初日はパット数26回で乗り切った。「去年までロングパットの距離間が合わなかったけど、今週はほぼ毎ホールタッチもいいし、ロングも怖くないです」。パットはこの数値で、フェアウェイキープも11回。長所が生き、短所が消えていれば、やはりそれはスコアに直結する。
初日は黄色と緑の“明治安田カラー”のウェアで、コースを盛り上げた。「(1月21日の契約発表)記者会見の時と同じです」と、ここでも特別な気持ちを表現する。上位は混戦模様。「残り2日間もアンダーを出して優勝を目指したいです」。いきなりの“恩返し”にもなるツアー初優勝を、ここ高知であげられたら最高だ。(文・間宮輝憲)
それも実り、例年よりも硬く・早い土佐CCのグリーンで初日はパット数26回で乗り切った。「去年までロングパットの距離間が合わなかったけど、今週はほぼ毎ホールタッチもいいし、ロングも怖くないです」。パットはこの数値で、フェアウェイキープも11回。長所が生き、短所が消えていれば、やはりそれはスコアに直結する。
初日は黄色と緑の“明治安田カラー”のウェアで、コースを盛り上げた。「(1月21日の契約発表)記者会見の時と同じです」と、ここでも特別な気持ちを表現する。上位は混戦模様。「残り2日間もアンダーを出して優勝を目指したいです」。いきなりの“恩返し”にもなるツアー初優勝を、ここ高知であげられたら最高だ。(文・間宮輝憲)