＜明治安田生命レディス ヨコハマタイヤゴルフトーナメント　2日目◇12日◇土佐CC（高知県）◇6228ヤード・パー72＞

ツアー2勝目を狙う堀琴音が好調だ。第2ラウンドを6バーディ・2ボギーで回り、連日の「68」をマーク。初日の6位タイから首位と2打差のトータル8アンダー・3位に浮上した。

絵になります　琴音と希望【写真】

前半のアウトコースでは4バーディ・ボギーなしと快調そのもの。後半でも11番でバーディが先行したが、その後は1バーディ・2ボギーと勢いはしぼんだ。一時は首位に立っていただけに「後半は悔しさしかない」と終盤の失速に唇を噛んだ。

それでも、いまの堀に焦りはない。「今年は立場も違うし、（8位タイに入った）去年よりも自信がついてプレーできている。状況が違うけど、落ち着いてできていると思いますね」。昨年に念願のツアー初優勝を挙げたことで、26歳の気持ちに余裕を生み出している。

徳島県出身の堀にとって今回の高知大会では“地の利”がある。「四国はこういうアップダウンのあるコースが多い。昔、練習していた雰囲気で打てていますし、グリーンも芽があって難しいなかでも、あまり苦にならない」と、勝手知ったる地元での最終ラウンドに自信をのぞかせる。