「ルール、マナー、プロアマのルールも分からない。環境もすごく難しい。でももう少し続けたらよくなると言われて、練習して乗り越えました」。結果ではなく、とにかく内容を追究し、それを次のプレーに生かす指導法で、ゴルフ、そして日本生活の楽しさも教えてくれた。こうして13年にはプロテスト合格。さらに16年の初シード入り、そして今回の初優勝へ導いてくれた。「島袋さん、河野さん(と師匠)に恵まれました」。河野氏は、この初優勝大会でキャディも務めた。2人の恩人には感謝の思いしかない。
「いろいろと経験しながら、一番悪いところから上がってきたけど無駄ではありませんでした」。18、19年シーズンはシード権も獲得できず、それでも諦めずに戦い続けた。歓喜の瞬間は「興奮のほうが大きかった」と涙はなし。笑顔いっぱいの初優勝となった。「今年の目標は優勝だったけど、早めに達成できました。もう1つはメジャーでの活躍なので、それに臨みたい」。今年の4月27日には31歳になるが、まだまだ日本でやらなければいけないことは残っている。(文・間宮輝憲)
「いろいろと経験しながら、一番悪いところから上がってきたけど無駄ではありませんでした」。18、19年シーズンはシード権も獲得できず、それでも諦めずに戦い続けた。歓喜の瞬間は「興奮のほうが大きかった」と涙はなし。笑顔いっぱいの初優勝となった。「今年の目標は優勝だったけど、早めに達成できました。もう1つはメジャーでの活躍なので、それに臨みたい」。今年の4月27日には31歳になるが、まだまだ日本でやらなければいけないことは残っている。(文・間宮輝憲)