藤田:プロテストの大本命は鈴木愛とか鬼頭さくらとかだったんですけど…(編集部注、鈴木は合格するもQT52位。鬼頭はプロテスト不合格で翌年合格)。元々、アマチュア時代も関東や関西の人は会う機会もまぁまぁあるんですけど、私は北海道なので全国大会でしかみんなに会えない。年1回会える人という感じだったんです。頼れるのはメーカーの人くらいで、相談できる人もいなかった。
原田:プロはそれぞれ個人事業主ですけど、上下関係は確かにあります。会社員の方と同じです。後輩に何か教えたいのなら、言い方や教え方というのがあるんじゃないの、と思いますからね。私も失敗はいろいろあったし、理事になってからわかったところもあるけどね(笑)。
藤田:結局、原田さんがあいだに入ってくれて。それから、正しいことを言ってくれるのは原田さん、って思うようになったんです。
―新人がツアーに入っていく状況は、原田さんの頃とはずいぶん違いますよね?
原田:私の頃はまだQTじゃなくて月例(競技)だったんです。毎月、月例をやって成績がよければ試合に出られる。すごくよく覚えているのは、月例から試合に出た時、樋口(久子)さんに「あら、アマチュアでやってた人がプロになったのね」って言われたことかな。最近は、光里ちゃんの頃ともまただいぶ違って、ルーキーがたくさん試合に出てきますからね。
―樋口さんの一言は、それはそれで強烈な…(苦笑)。でも、ずっとツアーに出ていると、ある程度限られた人にしか会わないですよね。昔のように派閥みたいなものではなくても、いつも仲良しのグループがあったりしますが、お二人はあまり誰かとつるんでいない気がしますが?
原田:プロはそれぞれ個人事業主ですけど、上下関係は確かにあります。会社員の方と同じです。後輩に何か教えたいのなら、言い方や教え方というのがあるんじゃないの、と思いますからね。私も失敗はいろいろあったし、理事になってからわかったところもあるけどね(笑)。
藤田:結局、原田さんがあいだに入ってくれて。それから、正しいことを言ってくれるのは原田さん、って思うようになったんです。
―新人がツアーに入っていく状況は、原田さんの頃とはずいぶん違いますよね?
原田:私の頃はまだQTじゃなくて月例(競技)だったんです。毎月、月例をやって成績がよければ試合に出られる。すごくよく覚えているのは、月例から試合に出た時、樋口(久子)さんに「あら、アマチュアでやってた人がプロになったのね」って言われたことかな。最近は、光里ちゃんの頃ともまただいぶ違って、ルーキーがたくさん試合に出てきますからね。
―樋口さんの一言は、それはそれで強烈な…(苦笑)。でも、ずっとツアーに出ていると、ある程度限られた人にしか会わないですよね。昔のように派閥みたいなものではなくても、いつも仲良しのグループがあったりしますが、お二人はあまり誰かとつるんでいない気がしますが?