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ドライバーはSR、アイアンはR 西村優菜の強さのヒミツがつまった14本【QPのクラブチェック】

ドライバーはSR、アイアンはR 西村優菜の強さのヒミツがつまった14本【QPのクラブチェック】

所属 ALBA Net編集部
小高 拓 / Hiromu Odaka

配信日時:2022年3月17日 12時20分

小柄ながら活躍する西村優菜の14本に強さのヒミツがあった
小柄ながら活躍する西村優菜の14本に強さのヒミツがあった (撮影:福田文平)
国内女子ツアーが開幕を迎え、女子プロたちの使うクラブが気になるところ。ティーチングプロ兼クラブフィッターのQPこと関雅史が開幕戦で使用したセッティングを解説する。今回は昨季4勝を挙げ、賞金ランキング5位に入り、今年も開幕から2戦連続トップ10入りと好調の西村優菜の新しい14本をチェック。

西村優菜の開幕戦クラブセッティング【写真】

身長150センチと小柄ながら、正確無比なショットで強さを見せる西村優菜。今季開幕から話題の新製品、『ローグST』のプロトタイプの『ローグST◆◆◆』を使用している。「昨年まで使っていたEPIC SPEEDよりも慣性モーメントが大きくなるので、今年はさらに曲がらなくなりそう」と西村の持ち味をさらに生かすドライバーとQPは話す。

14本を見渡した時にQP が注目したのはシャフトフレックスだ。ドライバーはSRでフェアウェイウッドやアイアンはRを使用している。「最近の女子プロの上位選手は、フレックスSを使う選手が多い中で、西村さんは軟らかめ。シャフトの使い方のうまさが出ています」。腕力ではなくシャフトをしならせてヘッドボールヒットする技術が高いため、ヘッドの性能を生かすことに割り切っているところが、強さのヒミツという。

また、ドライバーのシャフトはSRで3番ウッドのシャフトがR。3番ウッドが軟らかくなるのは、女子プロではよくある傾向という。「ドライバーはティアップをして打つので、下からあおってボールを上げて適正な打ち出し角が出せます。フェースローテーションも抑えられるので硬くてもメリットがあります。一方、3番ウッドは地面にあるボールを打ちます。ボールが上がりやすい方がメリットは大きいので、軟らかいシャフトをうまくしならせているというのが分かりますね」

もう1つの特長が、アイアンだけでなくウェッジもカーボンシャフトを挿している点だ。「スチールシャフトと比べると、ヘッドスピードが無くてもしなってくれます。ヘッドが振り抜けるからスピン量が増えます。これはアマチュアの人にもぜひ試して欲しいところです」。小柄ながらツアーのトップにいる西村。クラブの性能を最大限に生かすために考えられた14本といえる。アマチュアも参考になるところが多そうだ。

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