原田:うちは、呼ばないと試合にも来ませんでしたね。私たちの頃は、試合にずっと来ている親御さんはほとんどいませんでした。私は地元が山口県ですが、中国地方や九州などの試合を見に来ていましたね。ほかの選手も、地元の試合に応援に来るくらいが普通だったんじゃないかな。今はだいぶ違うようですが。
藤田:最初のころは、試合に一緒に来ている母が、北海道にいる父に全部、報告していたのでとても窮屈でした。静岡でQTがあった時に、御殿場の男子の試合(三井住友VISA太平洋マスターズ)を見たい、と言った時も「自分の練習しろ」って言われて。朝の6時半から夜まで何度も母に電話がかかってくるんです。
原田:すごい。
藤田:元々、職場に何で親が来るの?って思っていたので(2016年に)父が亡くなった後は「来なくていいよ」と言ったら、母に悲しい顔をされちゃって。「試合見たいんだけど…」って。今までとは違うんだな、と思ってそれなら、いいかって。だから今は、練習ラウンドの時、母は観光に行ったりしています。
―窮屈じゃなくなったんですね。
藤田:そうです。
藤田:最初のころは、試合に一緒に来ている母が、北海道にいる父に全部、報告していたのでとても窮屈でした。静岡でQTがあった時に、御殿場の男子の試合(三井住友VISA太平洋マスターズ)を見たい、と言った時も「自分の練習しろ」って言われて。朝の6時半から夜まで何度も母に電話がかかってくるんです。
原田:すごい。
藤田:元々、職場に何で親が来るの?って思っていたので(2016年に)父が亡くなった後は「来なくていいよ」と言ったら、母に悲しい顔をされちゃって。「試合見たいんだけど…」って。今までとは違うんだな、と思ってそれなら、いいかって。だから今は、練習ラウンドの時、母は観光に行ったりしています。
―窮屈じゃなくなったんですね。
藤田:そうです。