<アクサレディス 初日◇25日◇UMKカントリークラブ(宮崎県)◇6546ヤード・パー72>
世界の強豪を蹴散らして優勝を果たした2019年11月「TOTOジャパンクラシック」以来の首位発進を決めたのが鈴木愛。8バーディ・1ボギーの「65」をマークし、7アンダーでリーダーボードの頂点を射止めた。
いい笑顔です 鈴木愛&ファウラーのゴキゲン2ショット【写真】
2017年、そして19年と2度の賞金女王に輝きながら昨季は不振に陥った鈴木が、久しぶりに会心のゴルフを見せた。昨年7月に「資生堂レディス」で勝利を挙げたが、それは悪天候による36ホール競技。狙いにいって獲ったタイトルではなかったため、自身のゴルフへの不信感は、増すばかりだった。
「ショットが散らかりすぎ」だったと20、21年を振り返る。年齢を重ねるごとに体も技術も変化。そこに対応することがなかなか難しい。「若い子がたくさん出てきて」と、かつてのキレキレの鈴木の姿は、消えたかに見えた。そんな状況を打破するために、ジュニア時代から教えを受け、一度は離れた南秀樹コーチに再入門。今年は1月から精力的にとレーニングへ取り組んだ。
「この2年はずっとBADイメージしかなかった。まだショットに不安があるんです」と完全に表情が晴れることはないが、そこは蓄積された経験でカバー。「パーオン率も去年より高いし、ピンに向く確率も高い。去年はいいショットでないとグリーンに乗らなかったけど、いまはちゃんと乗る」と戦えるまでの精度が戻ってきた。
世界の強豪を蹴散らして優勝を果たした2019年11月「TOTOジャパンクラシック」以来の首位発進を決めたのが鈴木愛。8バーディ・1ボギーの「65」をマークし、7アンダーでリーダーボードの頂点を射止めた。
いい笑顔です 鈴木愛&ファウラーのゴキゲン2ショット【写真】
2017年、そして19年と2度の賞金女王に輝きながら昨季は不振に陥った鈴木が、久しぶりに会心のゴルフを見せた。昨年7月に「資生堂レディス」で勝利を挙げたが、それは悪天候による36ホール競技。狙いにいって獲ったタイトルではなかったため、自身のゴルフへの不信感は、増すばかりだった。
「ショットが散らかりすぎ」だったと20、21年を振り返る。年齢を重ねるごとに体も技術も変化。そこに対応することがなかなか難しい。「若い子がたくさん出てきて」と、かつてのキレキレの鈴木の姿は、消えたかに見えた。そんな状況を打破するために、ジュニア時代から教えを受け、一度は離れた南秀樹コーチに再入門。今年は1月から精力的にとレーニングへ取り組んだ。
「この2年はずっとBADイメージしかなかった。まだショットに不安があるんです」と完全に表情が晴れることはないが、そこは蓄積された経験でカバー。「パーオン率も去年より高いし、ピンに向く確率も高い。去年はいいショットでないとグリーンに乗らなかったけど、いまはちゃんと乗る」と戦えるまでの精度が戻ってきた。