＜アクサレディス　初日◇25日◇UMKカントリークラブ（宮崎県）◇6546ヤード・パー72＞

愛する祖母の他界から1年。気持ちを込めて戦った初日に、原英莉花がナイスカムバックを見せた。昨年大会では悲しみのなか勝利を目指し3位に終わった。今年は、天国に届ける勝利しか見えていない。

ここでしか見られない原英莉花の“秘書風”フォト

先週は頸部（けいぶ）捻挫で欠場。悩まされる腰痛とともに、さらにはここ最近の気温低下も相まって調子は上がらなかった。しかしそんなことは言っていられない。今大会は前半戦のなかでも思い入れが強く、痛みを気にしながら出場を決めた。

初日は朝から好天となり、「痛みも大丈夫です」という状態で意気込んで入ったが、3番でまさかのダブルボギー先行。ティショットを右に曲げ、前方の林を回避して左に打ち出した2打目はラフへ。そこから乗らず入らずのダボ。「ちょっと予想外な展開からのスタートだった」といきなりビハインドを背負った。

ただそこからは「気を取り直して、あと2日間で爆発できればいいと思って」と5バーディ・1ボギー。2アンダーの20位タイで初日を終えた。