体の上下の捻転が噛み合っていないため、タイミングのズレが生じているのだという。だが、「2022年の開幕戦から、この大会に仕上がりを合わせる意識はありました。上り調子なのは感じています」と、頼もしいコメントもあった。タイミングのずれに関しては、柔らかいシャフトのクラブで球を打つなどして、調整を重ねてきた。その効果も出てきているという。
「乗せてはいけないところが多いコース。落としどころが重要になってきます。そしてパターの距離感。タッチが問われると思います」と植竹が話すとおり、葛城ゴルフ倶楽部のグリーンはショットの出来不出来がパッティングに大きく影響する。それだけに狙ったところにボールを置くことが絶対なのだと、植竹の目は語っていた。
風が選手を惑わせるコースでもある。風に対しては「スピン量が少なめのボールで対応します。今週は雨の予報もありますが、雨になったらスピンを入れて対応。グリーンの形状によって落としどころがあるので、そこに集中していきます」と、話した。
そして最後に「自意識過剰にならず、無理なことはやらない」と自分にも言い聞かせるように話していた。いま女子ツアーで活躍する“黄金世代”のひとりで、世代10人目の優勝者筆頭に挙げられているが、そんな下馬評に惑わされている様子はまったくなかった。難コース葛城ゴルフ倶楽部を植竹がどう攻略するのか、楽しみは尽きない。(文・河合昌浩)
「乗せてはいけないところが多いコース。落としどころが重要になってきます。そしてパターの距離感。タッチが問われると思います」と植竹が話すとおり、葛城ゴルフ倶楽部のグリーンはショットの出来不出来がパッティングに大きく影響する。それだけに狙ったところにボールを置くことが絶対なのだと、植竹の目は語っていた。
風が選手を惑わせるコースでもある。風に対しては「スピン量が少なめのボールで対応します。今週は雨の予報もありますが、雨になったらスピンを入れて対応。グリーンの形状によって落としどころがあるので、そこに集中していきます」と、話した。
そして最後に「自意識過剰にならず、無理なことはやらない」と自分にも言い聞かせるように話していた。いま女子ツアーで活躍する“黄金世代”のひとりで、世代10人目の優勝者筆頭に挙げられているが、そんな下馬評に惑わされている様子はまったくなかった。難コース葛城ゴルフ倶楽部を植竹がどう攻略するのか、楽しみは尽きない。(文・河合昌浩)