3月2日(金)から沖縄県にある琉球ゴルフ倶楽部を舞台に開催される、国内女子ツアー「ダイキンオーキッドレディス」への出場権をかけたアマチュアゴルフ選手権大会の決勝ラウンドが31日(火)に行われ、伊波杏莉さん、大城美南海さん、山城奈々さん、大城ちはるさんの4名が239名の中から本戦への出場権を手にした。この4人に加え、日本アマチャンピオンの比嘉真美子さんを加えた5名の沖縄出身アマチュアゴルファーが、25回の記念大会となる同大会に挑むこととなった。

ダイキンオーキッドレディス出場権をかけた戦いがスタート！

　昨年は小学生の新垣比菜さんが本戦への出場権を獲得し、大きな注目を集めたが、今年も伊波さん、大城美南海さん、山城さんと3人の高校生が出場権を獲得するなどフレッシュな顔ぶれ。さらに、大城ちはるさんは主催者推薦での出場が予定されている姉のプロゴルファー大城さつきと姉妹揃っての出場となった。

　この「ダイキンオーキッドレディスアマチュアゴルフ選手権」は97年の第10回大会から行われており、上原彩子、宮里藍、諸見里しのぶ、宮里美香らがこの大会から大きく羽ばたいていった。07年からは年齢制限も撤廃され、小学生でもプロトーナメントへの出場の道が開かれている。

1位：伊波杏莉さん(E)　読谷高1年　15歳
「今は嬉しい気持ちと、決まったばかりで正直まだ実感がわかないという感じと半分半分です。大会の前に1つ試合があるのでそこで調子を上げて本戦に入っていければと思います。
本戦では緊張すると思いますが、ギャラリーの人に応援してもらえるようなゴルフが出来るように頑張りたいです。せっかくのチャンスですからプロの方とまわって色々と勉強し、プロとアマの違いを感じ取れたらと思います。宮里藍さんが大好きで、スイングが似ていると言われることもあります。藍さんのようなゴルファーになることが目標です。予選通過を出来るように頑張ります」。

2位T：大城美南海さん(+3)　熊本国府高2年　16歳
「家が琉球ゴルフ倶楽部の近くにあるので、ゴルフを始める前からギャラリーとして見てきた大会なので、その大会に出場できることは本当に嬉しいです。
2004年に宮里藍さんが優勝した時を見て、藍さんがかっこよくて、自分も本格的にゴルフを始めようと思ったことを覚えています。思い出がいっぱいつまった大会です。
アマチュアの試合がない時期でトレーニング中心でラウンド不足だったのですが、それ
でもうまくまとめられたと思います。12日からJGAナショナルチームの合宿があるので、いろいろ勉強して、大会に備えたいと思います」。