そして、フェードボールをマスターしたことも大きい。「フェードを打つようになって、キャリーの距離が安定しました。ドライバーも気持ちよく振れています」という。

あすの最終ラウンドは首位の西郷真央を9打差で追いかける。大きな差がついてはいるが、そこは難関・葛城GC。何が起こるか分からない。「そうですね。風次第だとは思います。でも絶対あきらめません」と笑顔で話した堀。ラストスパートに期待したい。（文・河合昌浩）