18番のダブルボギーは「ドライビングディスタンスの計測ホールだったので、意識して振ってしまいました。思い切り振ったので、雨でボールが滑ってOBになってしまいました」という。
なぜ計測ホールでこだわってしまったのか。それは「ジャンボさんに“おまえ、ディスタンス(飛距離)ないな”といわれるので、『いい報告をしたいな』と意識してしまいました。あまりよくない方向だなと思っています」と反省の色を見せた。ちなみに、西郷の平均ドライバー飛距離は240.09ヤードで13位(今大会終了時点)だ。
この勝利で世界ランキング75位内という「全米女子オープン」の出場資格を得るのはほぼ確実となった。「シーズン前から海外メジャーは行きたいと、ジャンボさんに報告しています。出場資格が取れたら行きます」と即答し、「恵まれた環境で練習させていただいています。これからも感謝の気持ちを忘れず、謙虚な姿勢で頑張っていきます」と締めた。
女子ツアーで最多年間勝利を挙げたのは、2003年に24試合出場して10勝を遂げた不動裕理だが、不動のその記録を西郷は上回るのではないか。精度の高いショットと自らを冷静に振り返る姿勢を見ていると、そう思えてならない。(文・河合昌浩)
なぜ計測ホールでこだわってしまったのか。それは「ジャンボさんに“おまえ、ディスタンス(飛距離)ないな”といわれるので、『いい報告をしたいな』と意識してしまいました。あまりよくない方向だなと思っています」と反省の色を見せた。ちなみに、西郷の平均ドライバー飛距離は240.09ヤードで13位(今大会終了時点)だ。
この勝利で世界ランキング75位内という「全米女子オープン」の出場資格を得るのはほぼ確実となった。「シーズン前から海外メジャーは行きたいと、ジャンボさんに報告しています。出場資格が取れたら行きます」と即答し、「恵まれた環境で練習させていただいています。これからも感謝の気持ちを忘れず、謙虚な姿勢で頑張っていきます」と締めた。
女子ツアーで最多年間勝利を挙げたのは、2003年に24試合出場して10勝を遂げた不動裕理だが、不動のその記録を西郷は上回るのではないか。精度の高いショットと自らを冷静に振り返る姿勢を見ていると、そう思えてならない。(文・河合昌浩)