また、ドライバーやウッド系のシャフトフレックスはSだが、アイアンはRを使うのも特徴の一つ。「シャフトは軟らかいとスピン量が多くなるのでボールが上がりやすい。地面から打つアイアンはボールの高さを出して止めるので、そういう選択もいいですね」。ドライバーのシャフトがSだからアイアンもSと決めつけることなく、使い勝手に応じて選択することはアマチュアにも参考になる。

ウェッジは51度と58度の2本。「14本の流れを見ると51度のウェッジが得意クラブに感じます。51度1本で幅広い距離を打ち分けられるからこそ、上の方のユーティリティ系を厚くできます」。

「新作が出て前より飛んだので替えました」と、新モデルが出て良ければすぐに替えられる堀。スイングに合わせてクラブもセットで考えているからこそ、成績につながっているのかもしれない。

【堀琴音のクラブセッティング】
1W：キャロウェイ　ローグST ◆◆◆（10.5度/ツアーAD HD-5S、45.75インチ）
3W：キャロウェイ　ローグST ◆◆◆（15度/ツアーAD HD-5S）
5W：ブリヂストン　ツアーB X-F（18度/ツアーAD HD-5S）
7W：テーラーメイド　SIM2 MAX（21度/ツアーAD HD-5S）
4,5U：ブリヂストン　ツアーステージ XドライブGR（23度,25度/MCH-60S）
6I〜9I,PW：ブリヂストン　ツアーB X-CB（MCI-80R）
51, 58度：ジューシー　tT-B（N.S.PRO 950GH R）
PT：テーラーメイド　トラス TB2 トラスセンター
BALL：ブリヂストン　ツアーB X