高校を卒業してからは茨城で一人暮らし。「研修生を一年半やって、親のありがたさがよく分かりました。ブロッコリーの食べ方さえ分からず、お母さんに電話して教わったぐらいです」という中野。その当時は4時起きで5時から仕事。昼から練習をする毎日だった。その後、派遣のキャディに仕事を変え「7時に出勤して午後1時に仕事が終わり、その後に練習」という生活に変わった。「研修生のころは過酷すぎて、キャディ時代は楽しかったです」と話す。
マイナビネクストヒロインゴルフツアーは「昨年から参戦して成績が自分で思ってた以上だったので、もっと試合に出たいと思うようになりました。優勝したかったですが、いまの私には足りないところがいっぱいあります」と、飛距離不足をまず挙げた。ドライバーの飛距離は230ヤードいかないくらい。ヘッドスピードを上げるために「テークバックでもっと右に乗るように意識し、体重を使うスイングに改造中だという。そして「いい感じにきてても、ダブルボギーを叩くときがあるんです。もっとバーディを獲りたいという欲が抑えきれていないんです。マネジメントをもっと身につけなくちゃいけないと思いました」と自己分析する。
「ゴルフは人生。自分の夢でもありますが、家族みんなの夢でもあるんです。早く稼げるようになって、恩返しをしたいです。家族を養えるようにならなくちゃ」と、瞳を輝かせる。14歳のときに両親が離婚し、祖父母に援助してもらいながら母親と二人三脚で頑張ってきた。そんな苦労があったからこそ、頑張れているという。
まだ「賞金のある試合で勝ったことがないんです。勝てば自信がつくし、やってきたことが間違っていないという証になります。優勝したいです」という中野。まずはマイナビネクストヒロインゴルフツアーで賞金を稼ぎ、プロテストに合格することが目下の目標だ。プロテストは今年で4回目のチャレンジ。これまでの3回は、少しずつ結果がよくなってきているという。マイナビネクストヒロインゴルフツアーで試合勘を磨き、来シーズンはプロゴルファーとしてバージョンアップすることを誓っていた。(文・河合昌浩)
マイナビネクストヒロインゴルフツアーは「昨年から参戦して成績が自分で思ってた以上だったので、もっと試合に出たいと思うようになりました。優勝したかったですが、いまの私には足りないところがいっぱいあります」と、飛距離不足をまず挙げた。ドライバーの飛距離は230ヤードいかないくらい。ヘッドスピードを上げるために「テークバックでもっと右に乗るように意識し、体重を使うスイングに改造中だという。そして「いい感じにきてても、ダブルボギーを叩くときがあるんです。もっとバーディを獲りたいという欲が抑えきれていないんです。マネジメントをもっと身につけなくちゃいけないと思いました」と自己分析する。
「ゴルフは人生。自分の夢でもありますが、家族みんなの夢でもあるんです。早く稼げるようになって、恩返しをしたいです。家族を養えるようにならなくちゃ」と、瞳を輝かせる。14歳のときに両親が離婚し、祖父母に援助してもらいながら母親と二人三脚で頑張ってきた。そんな苦労があったからこそ、頑張れているという。
まだ「賞金のある試合で勝ったことがないんです。勝てば自信がつくし、やってきたことが間違っていないという証になります。優勝したいです」という中野。まずはマイナビネクストヒロインゴルフツアーで賞金を稼ぎ、プロテストに合格することが目下の目標だ。プロテストは今年で4回目のチャレンジ。これまでの3回は、少しずつ結果がよくなってきているという。マイナビネクストヒロインゴルフツアーで試合勘を磨き、来シーズンはプロゴルファーとしてバージョンアップすることを誓っていた。(文・河合昌浩)