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生粋のドローヒッター・上田桃子 左足下がりからのフェードボールに表れたオフの成果【辻にぃ見聞】

生粋のドローヒッター・上田桃子 左足下がりからのフェードボールに表れたオフの成果【辻にぃ見聞】

配信日時:2022年4月12日 16時15分

今季初めて関東圏で行われた国内女子ツアー2022年6戦目の「富士フイルム・スタジオアリス女子オープン」は、上田桃子の逆転優勝で幕を閉じた。3日間「69」を並べる安定性をみせ、ツアー通算16勝目。2014年から上田のコーチである辻村明志コーチが、その勝利を手に掴んだオフからのトレーニングの様子を明かした。

2022年上田桃子のドライバースイング【連続写真】

■攻めと守りの判断 3日間でボギーの数はわずかに5つ

米女子ツアー「HSBC女子世界選手権」で今季をスタートさせた上田は、最終日に「64」の猛チャージで13位タイフィニッシュ。勢いそのままに、帰国後の国内戦では6位タイ、16位タイ、21位タイという成績を残したが、今大会前には「準備ができていて調子は良いのに、試合になるとうまく表れていない」と、ショットの好調さをアピールしながらも、それがスコアにつながらないもどかしさ話していた。

しかし、国内4戦目にして早くも結果が表れた。今大会は例年から開催コースが変更となり、石坂ゴルフ倶楽部で行われた。フェアウェイが狭く、池も絡み、大きくて傾斜が強いグリーンに「難しい」と口をそろえる選手が多いなか、上田は3日間60台のスコアで回る安定性が光った。「桃子は技をたくさん持っていて、行くところ(攻め)と行けないところ(守り)の判断ができる五感が鋭いです」。難しいセッティングになればなるほど、上田の真価が発揮されると辻村氏は語る。

今回コースセッティングを担当したのは、上田の同い年で親友であり、若い頃から切磋琢磨してきた諸見里しのぶだった。上田自身も会見で「しのぶの意図が見えたセッティングでした。ショットを打つ前にその意図を考えて、難しいところは誘いに乗らないようにプレーしました」と、マネジメントに取りくんだことを話している。辻村氏は「ロースコアのときはバーディ数の多さよりもボギー数が少ないことの方が重要になってきます。ボギー数を抑えて、狙えるところでバーディを獲っていく。流れを掴むうまさも持っています」と分析する。今大会では3日間を通してボギーの数を5つに抑える“ガマン強さ”をみせ、2位に3打差の圧勝だった。

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