昨年は11月の最終プロテストで涙を呑み、今年の11月に行われる22年度で合格を果たすのが大命題。そのためにも大事な試合が続いていく。まずは今週自信を深め、6月に控える「日本女子アマチュア選手権」での優勝、そして昨年は予選落ちに終わった「日本女子オープン」でローアマを獲得すること。「それができれば、プロテストも通ると思います。あとはトーナメントで優勝争いもしてみたいです」、とオーガスタを経験し一回りも二回りも大きくなった自分をさらに磨いていく構えだ。
「思った以上に注目していただいていたというのを実感しました。皆さんが『お帰り』と言ってくださるので、うれしかったです。だからこそ注目していただいていたことをムダにしたくありません」。日本人としては19年の安田祐香、笹生優花、昨年の梶谷翼、上野菜々子に続き、聖地でのプレーに挑んだ5人目の日本人女子。その誇りと経験はきっと、この先のゴルファー生活において糧になるはずだ。
昨年も「KKT杯バンテリンレディス」には出場したが、「74」、「79」と決勝ラウンドは遠かった。いまはプロテスト合格という目標に向かい、「球の高さの打ち分け、スピンコントロールなどが必要と感じましたし、オーガスタでの経験を生かせるように取り組んでいきたいです」とプロテストに向けて課題をひとつ一つこなしていく。4月からは大学生にもなり、心機一転。「どうであれ結果を出さないといけないので、スコアをまとめるゴルフがしたいです」。秋をにらみ、目を輝かせ、オーガスタ仕込みの大人のゴルフで、まずは初の予選突破をたぐり寄せる。(文・高桑均)
「思った以上に注目していただいていたというのを実感しました。皆さんが『お帰り』と言ってくださるので、うれしかったです。だからこそ注目していただいていたことをムダにしたくありません」。日本人としては19年の安田祐香、笹生優花、昨年の梶谷翼、上野菜々子に続き、聖地でのプレーに挑んだ5人目の日本人女子。その誇りと経験はきっと、この先のゴルファー生活において糧になるはずだ。
昨年も「KKT杯バンテリンレディス」には出場したが、「74」、「79」と決勝ラウンドは遠かった。いまはプロテスト合格という目標に向かい、「球の高さの打ち分け、スピンコントロールなどが必要と感じましたし、オーガスタでの経験を生かせるように取り組んでいきたいです」とプロテストに向けて課題をひとつ一つこなしていく。4月からは大学生にもなり、心機一転。「どうであれ結果を出さないといけないので、スコアをまとめるゴルフがしたいです」。秋をにらみ、目を輝かせ、オーガスタ仕込みの大人のゴルフで、まずは初の予選突破をたぐり寄せる。(文・高桑均)